ハロウィン

　なにやら街が騒がしい、というか仮装した人たちがぞろぞろ歩いている。１０月はハロウィンだったか。いつからこんなお祭りが盛んになったんだろう。西洋のお祭りには違いないのだがキリスト教徒は関係なかったような。日本でのクリスマスの全盛をみれば他のお祭りだって、何でも良いから楽しもうという旺盛な民族性か。

　でも逆に地元のお祭りは衰退しているようだ。神社を中心にしたお祭りはどうも中心となる勢力が暴力的なので余り受けないのかもしれない。ハロウィンは少なくとも今は子供のお祭りだもんね。

　

　でもなんでカボチャなんだろうか。もともとカボチャの産地だった地方で始まったんだろうか。

　最近は色の強い野菜は栄養があるといって好まれているがカボチャというのは貧しさやひもじさの象徴みたいな印象がある。サツマイモにも同じようなイメージがあるが、あれは戦後の食糧難時代に芋と南瓜ばかり食べていたという伝聞からきているんだろうね。米に比べて作りやすいということもあるんだろう。

　この辺の地域は洋館も多いのでそう気にならないが田んぼや畑をバックにした風景にハロウィンは似合わないなぁ。焼き鳥屋に南瓜のちょうちんも似合わないけど。