世界陸上

　一年前を思い出す。昨年の夏はロンドンオリンピック一色で「風が吹いている～」という歌が耳に憑いていた。今年は耳に憑く歌は無いけど世界陸上である。見始めるとなんとなく目が離せなくなってしまうのは甲子園と似ている。

　殆ど道具というものが無い競技ばかりで純粋な肉体勝負というか、いや技も含めてである。道具によって大きく差が出るのは棒高跳びだろうか。あの竿は今はグラスファイバー製で規格もしっかりしているんだろう。昔は竹だったからバラつきもあったと思うが。

　不思議なのはハンマー投げと槍投げと円盤投げ、案外到達距離が変わらない。投げ方を見てるとハンマー投げは他の二種より遥かに飛びそうなものだが概ね８０ｍぐらい。槍投げも同程度で円盤投げは７０ｍ程度飛ぶ。もちろん重量は違うが、大体この位の飛距離になるように重さを決めているんだろうか。

　写真はアリソン・フェリックス選手である。女子選手のスタイルには驚いてしまう。お尻のところより太もものところの方が太いのである。筋肉の極美である。色っぽさと関係無く美しい。自分の弛んだお腹が恨めしい。ああ、何とかしなくては。

　ところでアリソンさん日本通というか日本びいきらしい。



　こんな写真もあった。ニュースでは浴衣姿も見せていたが普段も綺麗なのね。

　２００ｍ決勝では肉離れでリタイアとか、実に残念である。