焼酎のオンザロック

ただの好み。

第二十五回金毘羅歌舞伎大芝居

2009年04月24日 12時38分17秒 | お遍路日記
 過去二回チャンスがあったがなんとなくお断りしていた金毘羅歌舞伎、
男一人で行くのが憚れたからだが、今回は東京から来たお客さんと一緒に
観劇してみた。

 歌舞伎は学生時代に新橋演舞場で見て以来二度目である。縁が無いというか
本当はさほど興味が無い。話の種に一度は、という事で行く事にしたのだった。

 入場からして大行列、中年女性ばかりという状況に我々一行は浮いていた。
東京の歌舞伎座でも入り口の行列が中年女性ばかりなのを目撃した事がある
ので覚悟はしていたが、それにしてもすごい。

 

 まあとにかく大混雑である。800人収容というが小さな小屋なのでギュウ
ギュウ詰め、古い造りも売りの一つだから椅子席は無く枡席に座る形式である。

 1.5×2m程の枡席に男5人、三時間以上の和式席は結構辛いものであった。
足が伸ばせないのだ。

 お土産も豊富だが何も買わなかった。

 

 どこかの綺麗どころも来ていたがウドン国に置屋があったかな?

 きわめて人気があるようで切符はプレミアがついており抽選の競争は40倍
だったそうだ。ちなみに升席は一人13000円である。

 写真撮影は禁止なので公演前の状況しか掲載できない。携帯電話は電源から
切ってくれと何度も声をかけていた。しかし近くの升席の人は小さめの一眼レフ
でこっそり撮影していたね。



 写真をベタに繋げてみたがどうだろう。画面が横に広いPCなら雰囲気が伝え
られるんだけど。

 そうそう、演目は「沼津」と「闇梅百物語」というもので中村勘三郎が中心
である。芝居の中身については割愛、各自で検索した方がよさそうだ。



 この小屋、造りは昔のままで竹を組んだ天井等だが灯りだけは近代技術を
用いている。昔は蝋燭の灯りしか無かったんだから大変だったろうなぁ。

 正直言って終わった時はホッとした。とにかく足腰が痛かった。椅子は
素晴しい、日本人が日本的座り姿勢に耐えられなくなっているということか。




 
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