令和4年8月31日(火)
夏休み終わる
夏休みは学校や会社、官庁等で夏季に取る休暇。
7月下旬から9月上旬の一定期間を定めて一斉に、或いは
交代で取る。
この間に帰省、旅行、避暑、研修等に活用する。
今夏はコロナ過にも拘わらず、大きな規制は行われず家族
旅行等で皆一斉に大移動が行われた。その間にコロナ7波
で多くの感染者が出たものの、、無事?夏休みは終了した。
夏休み期間の天候は前半(7月中)は雨が少なく晴れた日
が多く、気温は35℃以上の猛暑日が続いた。
後半(8月中)は一転して雲が広がり雨天が続き、各地で
土砂災害も(特に東北地方)多発し、日照時間も激減した。
明日から二学期が始まる。(もう始まっている学校もある)
宿題は終わった?、、大丈夫?
長い夏休みが明けるこの時期、人間関係に心を痛め、虐め
に苦しんで居る子供達の不登校や、自殺者が増える傾向が
あるそうだ。
夏休み終り症候群、
いじめを親や学校の先生、友達の誰にも言えず我慢する。
耐えられず学校を休むと周りから目立ち、噂が起ち益々学
校へ行けなくなる。
都会ではそんな子が集まり街の片隅に屯する。そんな子を
狙い、悪の道へ誘う者、、スマホ(ネット)で勧誘する悪
も蔓延る、、、、。
家にも学校にも居場所がなくなり、思いつめて命を絶つ子
も少なくない。
中日新聞朝刊に、教育支援を行う認定NPO法人カタリバ
(東京)が、「本年度、インターネットの仮想空間・メタ
バースを活用した不登校支援を本格化させ、岐阜県大垣市
の中学校が相次いで導入した。」と記述を紹介していた。
「カタリバ」は、二次元の画像で「ROOM-K」を表現し、
この仮想空間に、ミーテイング・ルーム、オープン・スペ
ース、1対1で対話できるブース等を設けた建物が在る。
この周りには庭や森、池等も設けられている。
開校時間は平日午前9時~午後3時、毎日プログラミング
や算数・数学・イラスト・工作等、数種類のプログラムが
用意される。
子供達は家のパソコン等からアバターを動かし、プログラ
ムに参加できる。子供は何もせずただその場に居るだけで
もよいとの事。メンターと呼ぶ助言者(相談者)と打ち解
け、プログラムに徐々に参加していくようにとのこと。
今年の3月に導入した時点で、登録者の8割が利用。
大垣市の様に学校単位で導入する例もあるが、不登校の子
はこの「ROOM-K」なら、オンラインに参加出来るのでは
ないか、、、。
カタリバのスタッフは、「これはあくまでも一時的な心の
逃げ場、これを機会に学習意欲が増すことを望んでいます」
と結んで居られる。
今日の1句(俳人の名句)
夏草や兵共がゆめの跡 松尾 芭蕉
※兵共 : つわものども、