遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

終戦記念日

2022-08-15 16:38:45 | 鶴舞公園へ行って来ました
令和4年8月15日(月)

終戦記念日 : 終戦の日


 昭和20年(1945年)8月15日、日本は「ポツダム宣言」を
受諾し、終戦の詔勅(しょうちょく)が宣布され、第二次世界大戦
が終結した。

我が国ではこの日を「終戦記念日」と定め、国の再建、復興と戦争
の根絶と平和を誓う。
この日に戦没された方々に対し、全国各地でそれぞれの催しにより
犠牲者の慰霊が行われる。
ポツダム宣言とは、

1945年7月、ポツダム(ドイツ東部ブランデンベルグの州都)
に於いて、アメリカ、イギリス、ソ連が会して第二次世界大戦の事
後処理を行い協定を結んだ。日本に対して発した共同宣言で、降伏
を勧告し降伏条件と戦後の対日処理方針とを定めたもの。軍国主義
的指導勢力の除去、戦争犯罪人厳罰、連合国による占領、領土の制
限、日本の徹底民主主義化などを要求。この時日本はこれを無視し
広島原爆投下、
長崎原爆投下、

たが、広島・長崎での原子爆弾の投下とソ連の参戦によって、同年
の8月14日に受諾、無条件降伏により第二次世界大戦が終結した。
降伏文書に調印、
玉音放送、

終戦から77年目の今日(8月15日)東京の日本武道館に於いて
「全国戦没者追悼式」が、天皇・皇后両陛下をお招きし開かれた。

新型コロナウイルス(第7波)過の中、約1000人が参列した。
遺族は約600人が参加され、遺族の最高齢者沢崎卓児さん(9
5歳)が車椅子で参列された。

国歌演奏(斉唱は取止め)の後、正午の時報を合図に参列者全員
が起立、戦没者約310万人の冥福を祈り、黙祷を捧げた。

天皇陛下の「お言葉」があり、「深い反省の上に立って、再び戦争
の惨禍が繰り返されぬことを大切に願う、、、、、、、、。

亦、感染拡大が続く新型コロナには、力を合わせてこの難しい状況
を乗越え、今後ともに人々の幸せをと平和を希求し続けていくこと
を心から願います。」と述べられた。
岸田首相の式辞は、「戦争の惨禍を二度と繰り返さない。この決然
たる思いをこれからも貫いて行く、、、、、いまだ戦争が絶えない

国際社会の現状を踏まえ、世界が直面する様々な課題の解決に全力
で取組みたい。」と述べた。歴代首相が表明していたアジア諸国に
対する責任には触れなかった。


この後、遺族代表の杉山英夫さん(82歳)は、「私共遺族は戦後
の混乱の中、一同相寄り遺族会を作り、戦没者の慰霊と遺族の援護
促進のために団結。悲しみに耐え、お互い助け合ってまいりました。
周りの人々の温かい思いやりと諸霊のお加護によるものと感謝申し
上げます。戦後の悲惨さをわすれることなく、世界の平和を万世に
伝えて行く所存です。」と、結ばれた。

今日の1句

甦る母の繰り言終戦日   ヤギ爺

(二度も焼け出され、6人の子を抱え苦労した母の繰り言)