遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

断捨離

2021-12-25 16:39:45 | 日記

令和3年12月25日(土)

断捨離

今年も後僅か、年の瀬を何もせず、只慌ただしく感じ居る。

年賀状も書いたし、、、ぼつぼつ大掃除、老い二人の暮らし

では、余り汚れる筈もなくと、思いきや見渡せば、、、、、

毎年、余分な物はどんどん増えて捨て難く、ため息が出て、

然し老い先短い中で、本当に思い切って終活をせねば、、、

 

思いあぐねて朝刊を広げて見る。

 

何時もの様に朝刊一面の下段に在る、コラム「中日春秋」に

目を通し、、「ム、ム、」今朝のテーマは断捨離である

【断捨離という言葉が定着するようになったのは十年程前か

ら。やましたひでこさんが書いた本「新・片付け術断捨離」

が売れた。 入って来る不要な品を断つ「断」、家に在る

ガラクタを捨てる「捨」、物への執着から離れる「離」。

不要な物と必要な物を選んで自分自身を見つめ直せば生き方

が変わるという。

あるいは岸田首相も内心、新境地を求めているのだろうが。

新型コロナウイルス対策として安倍政権が調達した、いわゆ

る「アベノマスク」を年度内をめどに廃棄すると表明した。

「小さい」などと不評だったマスクの在庫は10月末の時点

で8000万枚超。 保管費も億単位だった。

首相は「マスク不足に対する心配は完全に払拭された、所期

の目的は達成された」と説明した。「失敗した」と言わない

あたりに自民党の実力者である安倍さんへの配慮を感じる。

加計学園の悪友

捨てるのはマスクだけらしく、安倍政権から引きずる森友問

題や桜を見る会の真相解明には後ろ向きだ。

安倍晋三後援会、桜を見る会前夜祭

 

党内の雑音を「断」ち、しがらみを「捨」てて先人の負の遺

産を清算し、その人から「離」れる勇気は迄はないのだろう

か。

やましたさんは、くれた人の顔が浮かんで捨てにくい頂き物

も潔く処分するよう指南している。「捨てる時にご免なさい

ありがとう」と口にしよう。少しは心が晴れる。

首相が試すのも、悪くないと思うのだが。】

(中日新聞朝刊コラム:中日春秋より、引用した。)

岸田首相の支持率上がっている中、時折見せる安倍前政権へ

の忖度は、岸田首相の掲げる「スピード感を持って何事も

対処したい」と述べているのを躊躇して後ずさりしている。

甚だ残念である。怖がらず毅然とした態度で「アベノリスク」

(モリカケ問題、桜を見る会など負の遺産)に立ち向かって

頂きたい。

 

今日の1句

何もせで断捨離思ひ去年今年   ヤギ爺