遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

賀状書く

2021-12-15 16:39:51 | 日記

令和3年12月15日(水)

年賀状を書く

新年の御慶めでたく申し収め候」と、書いていたのが、

年賀郵便が普及した明治の末には、葉書による謹賀新年に

なった。

「賀状」は新年の季題であるが、「賀状書く」は冬の季

となる。

11月になると「お年玉付きの年賀はがき」が売り出され

暮れの忙しい中で、暇を見ては賀状を書き上げていく。

 

今年の年賀状の発行枚数は18憶3000万枚で、昨年に

比し6%も減少し過去最低を更新したとの事。

2003年(平成15年年)には44億5936万枚在った。

年賀状離れの要因は、メール、SNS(インターネット交流

サイト)の普及が大きい様である。

それに、年賀状にはお金と時間がかかるとの指摘。

賀状を印刷屋に依頼するとデザイン等を考える等手間が必要。

自分でやればプリンター、インク等が必要(毛筆の不慣れ)

最近では、年賀はがきの値上げ(1枚63円)もあろう。

亦、最近では個人情報が厳しくなり以前のように簡単に相手

の住所が判らない。以前なら卒業アルバム、社員名簿等に

住所が載っていたのが当たり前で在ったのだが、、、、、

これ等の要因が、若者の賀状離れに大きく作用している。

面倒くさい(余分な手間暇をかけたくない)、今ならメール

やSNS,LINEで簡単に済ませる。直接会った方が早い。

 

私個人になると、年齢を重ねる毎に相手が減って来る。

リタイヤ後、会社関係、クラス会、友人等が減る。

出不精となり、趣味やボランテア等の人間関係も減って来る。

また、視力、根気も減退し「賀状の断り状」も届く様になった。

今年も相変わらず、喪中はがきが多く届いている。

それでも、それぞれに様々な思いを巡らして賀状一枚一枚に

相手への思いを込めて、、、、、、、。

 

今日の1句

賀状書く相手の行方思いやる   ヤギ爺