フランス人観察記録

日本人から見て解ってきたフランス人の考え方、行動についての覚書

フランス語を話せども、何かが違う

2012年03月05日 | カナダ

実はフランス人以外の友人も少しはいる。しかし泊めたり案内することはまれである。

この二人は、ベルニの紹介と言うことで初めて宿泊を受け入れたカナダからのカップルであった。 

また改めて記すことにするが、それまでにはドイツ人姉弟を案内、弟が再来日した際に夕食に招待したくらいであった。 

カナダと言ってもケベックはフランス語圏で、フランス語を話す。まだ着いて数日後ということもあり、時差ぼけなので昼寝をさせてほしいということだった。 

案内なしなので、観光についても見どころを説明するにとどめる。もちろんフランス人を迎えたときと同じように折り紙や、習字の体験はしてもらった。 

とても感じのよい若いカップルではあったが、気のせいかこちらがあまりカナダのことを知らないせいもあり話はフランス人とのそれに比べ、盛り上がりを欠いているようにも感じた。 

着付けの希望も疲れているようで「今回はいい」と言った。

しかし習字は気に入ったようで、日本が大好きだけど来日は容易ではない友人にプレゼントをしたいということで、「永遠の友」と書いてほしいとリクエストがあった。 

顔立ちもそうだが、少しアメリカ的な感じもある。例えば宿である。

京都の宿は落ち着いた和風旅館で、一泊2食付いて2万を超えていたと思うが、奈良の後はそこに泊り、大そう満足していた。

フランス人で、まして若いカップルでこのような宿を選択する人を私はまだ知らない。 

日本料理も問題なく、抹茶のお菓子はとても気に入ったようで、帰国後レシピを尋ねられたりもした。 

彼らも「カナダに来たら連絡して」と言ってくれているが、さて、そんな日がやってくるだろうか・・・。

 

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