フランス人観察記録

日本人から見て解ってきたフランス人の考え方、行動についての覚書

ブルゴーニュのおやじさんは準備万端で待っていた。

2011年10月10日 | ブルゴーニュ

ついにこのカップルのお世話になる日がやってきた。

 

京都駅エスカレーターに乗り合わせ、ボンジュールと声をかけてあっという間に友達になったカップルだ。

 

あれから2年、彼等の住むブルゴーニュに出かけて行った。リヨン駅を10時28分に出発し、約1時間半、12時5分にディジョンに着いた。駅のプラットホームに、ニコニコ顔の二人が待っていてくれた。

 

                

 

まずは彼等のディジョン郊外の家に行く。

 

そしていきなり奥さんの手料理の豪華ランチが待っていた。奥さんは専業主婦で料理が凄腕なのだ。

 

                

 

                   

                          

                         

 

                  

 

                 

 

                   

 

                                

 

ランチののち再びディジョンの街にもどり、あちこち案内してくれた。料理は奥さんの独壇場だが、街の案内はムッシュの専売で、奥さんはおとなしくついてきてくれるだけである。攻守所を換えた。

 

この町のシンボルは「ふくろう」である。道路にそのしるしがあったし、ある建物の角にも刻まれていた。そのフクロウにタッチすると、幸せになれるそうで、遠足に来ていた小学生が、交替で触っていた。みんなが触るので、フクロウは気の毒にもかなりすり減っていた。

 

                 

 

                 

 

駅近くには小さい凱旋門があった。

 

                 

 

街の花屋さんは綺麗に花を売っていて、しかも花が安いのに驚く。

 

                   

 

しかし町に物乞いもいた。写真の左の方に座っている人は釣り竿のようなものに空き缶をぶら下げている。つまりそこにお金を入れてほしいということだろう。ムッシュ達は無視したので、私も近づかなかった。きっとムッシュの目には、働けるのに働かない怠け者に見えたのだろう。

 

                 

 

郵便局は素晴らしいクラシックな建物だった。

 

                 

 

市役所もクラシックな大きな美しい建物だった。

 

                

 

私が朝コーヒーを飲むと言ったところ、彼等はコーヒーを飲まないみたいだ。そこで、駅近くのスーパーで買うことになった。そしてあるちょっとした事件が起こった。

それは次回に。

 

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