ドーナツ畑の風に吹かれて

おかわり自由のコーヒーを飲みながら、廻る季節をながめて、おもったこと。

おぼろ

2005-07-25 03:49:19 | 日記
 最近、今まで生きてきた中で一番死にたいなーとおもう。
 生きているのに一番必要なのは「夢」だ。ぐるぐる考えて結局王道に行き着いた。多分、王道というのは行き着く先のことなのだろうと、最近はおもう。
 わたしには夢がない。
 生きていてもしょうがないのである。だから死ぬことをおもう。生きていることがどうしようもなさすぎて、死にたいとおもう。
 多分、実際に手首切るための原動力としては弱すぎるので、しないだろうけど。このどうしようもなさを抱えて生きていくというのもまた不毛だな。と、ぐるぐる考えている。いつまでこのぐるぐるは続くのだろう。

 自由は、素敵だが、それは多分「夢を追うことを妨げられない」状態なのであって、夢のない人にはあんまり関係がない。フリーターなんて自由っぽい身分になってもちっとも嬉しくない。誰かわたしのためにレールを敷いてくれ。ギブミーレール。なんて、情けないことまで考え出す始末。誰かの敷いたレールの上を進む人生なんて、と言える人がどれだけ健全かってことだ。


 最近、子供を生むのもいいかもしれないと考えている。
 多分、生き物としての存在理由は子孫を残すことだろうから、それを果たすためなら生きていける気がする。自分を変えるために子供がほしいというのもずいぶん自分勝手で、生まれてくる子に申し訳ないような気もするけれども。自分の中の、生き物としての、まっとうな本能を信じたいのだ。こんな理屈を考え始める以前から、彼の子供がほしいなという気持ちはあった。その、自分の中にあったノーリーズンな部分を信じたい気がする。それくらいしか、信じることができて、その価値もあるもの、がない気がする。割と本気である。生まれる頃には大学も卒業してるし(多分)、などと、逆算してみたりする。


 逃げることすら、それが人生の目的となるのであれば、大歓迎したい。多分わたしは逃げる努力すら放棄している。だから、人生がちっともおもしろくないんだ。