日々の逃避

ある大学教員の単なる独り言です。
バイオマテリアルとか高分子とかを研究している・・・かも。

面白い

2024年03月15日 | 日常

映画を2本見た。

一つ目は、2019年公開の「ほんとうのピノッキオ」。貧しい木工職人のジェペットは、ある日丸太から人形を作り出した。付けた名前は「ピノッキオ」。木でできたピノッキオは喋り、動き、意思を示し、やがてジェペットのもとを飛び出して森に進む。美しい妖精やおせっかいなコオロギの忠告に耳を貸さず、人間になりたい願いを胸に無茶な冒険を続けるピノッキオの物語。



二つ目は、2021年公開の「騙し絵の牙」。映画チャンネルで以前流れていたのを録画して、いつか見ようと思いながらずっと見ていなかった。ストーリーの中心は、出版業界を舞台に繰り広げられるさまざまな生き残りバトルだ。出版業界では、紙の雑誌の部数がどんどん落ちているにも関わらず、文芸雑誌だけは誰も手を出してはいけない聖域となっている。そこに切り込んで、大胆な手法で改革を進める男を描いた映画。テンポが良くてとても面白かった。物を作って売るということはこういうことだよな、と最近自分なりに考えていたことがまさに描かれていて、個人的にはとても共感できる映画だった。

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