日々の逃避

ある大学教員の単なる独り言です。
バイオマテリアルとか高分子とかを研究している・・・かも。

アメリカらしいと言えばアメリカらしい映画。

2022年08月09日 | 日常

今日見た映画は「レフト・ビハインド」。世界中で数百万人の人が忽然と消え、各地がパニック状態に陥る。飛行機の中でも、荷物やそのとき着ていた服を座席に残したまま乗客が消えてしまう。管制塔とも連絡が取れなくなった飛行機を操り、パイロットのレイ(ニコラス・ケイジ)は地上に残る娘(キャシー・トムソン)を心配しながらも乗客を必死に守る・・・というストーリー。

人々が消えた理由は・・・なんと神のしわざ。なんだそりゃ!と思うけれど、聖書の記述(?)によると、終末期になると神は信者を天国に連れて行く(=消える)・・・とのこと。いやいや、キャシー・トムソンが演じるクローイはすごくいい子なのに消えてないじゃん!アメリカで累計6,500万冊売れたベストセラーに基づく映画らしいけど、「神を信じる物だけが救われる。神を信じないとこんな末路が待っている」というメッセージを全面に押し出しているなぁ・・・という印象。アメリカらしいと言えば、極めてアメリカらしい映画。結局、飛行機落下のパニック映画なのか、家族愛の映画なのか、宗教的メッセージの映画なのか、いまいちよくわからなかった。

・・・と思いつつも、結局2時間全部見てしまった。ニコラス・ケイジ主演の映画は、結構な頻度ではずれがあるんだよなぁ・・・。

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