日々の逃避

ある大学教員の単なる独り言です。
バイオマテリアルとか高分子とかを研究している・・・かも。

面白い

2022年01月09日 | 日常

日曜日。昼食後に、映画「罪の声」を見た。昭和の未解決事件「グリコ・森永事件」をモチーフにしたストーリー。グリコ・森永事件のフィクションはいくつか読んだことがあるけれど、この映画はそんな史実をほぼそのまま再現していて、「あの事件の裏で本当にこんなことがあったのかも」と思ってしまう。公式の紹介文は以下の通り。

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新聞記者の阿久津英士は、昭和最大の未解決事件を追う特別企画班に選ばれ、残された証拠を元に取材を重ねる毎日を過ごしていた。そして30年以上前の事件の真相を追い求める中で、どうしても気になることがあった。なぜ犯人グループは、脅迫テープに3人の子どもの声を吹き込んだのか・・・。そして、京都でテーラーを営む曽根俊也は、父の遺品の中にカセットテープを見つける。 何となく気に掛かり再生すると聞こえてきたのは、幼いころの自分の声。それは30年以上前に複数の企業を脅迫して、日本中を震撼させた昭和最大の未解決事件で犯行グループが使用した脅迫テープと全く同じ声だった!
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あの事件が発生したのは1984~1985年。ニュースを見ながら、子供心ながら「この脅迫音声を吹き込んだ子供はどんな気持ちだったんだろう・・・」と考えた記憶がある。この映画は、その「子供の声」に着目したストーリーですごく面白かった。映画としては時間は長め(150分)だけど、飽きさせない展開だった。唯一の難点は主役の小栗旬・星野源の演技が他のドラマ・映画とまったく同じだったことかなぁ・・・脇役の役者たちの方が演技がうまいんだよなぁ・・・

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