日々の逃避

ある大学教員の単なる独り言です。
バイオマテリアルとか高分子とかを研究している・・・かも。

ついに

2020年03月30日 | 日常

本日夕方、「研究室に所属する学生の登校停止(4/10まで)」がついに決まり、教職員向けのメーリングリストに流れた。学生が研究室に来ることができない、ということは、事実上の研究室閉鎖だ。ついにこんな事態か。。。

もともとうちの大学では、講義の開始が10日ほど遅れて「4/20から」とすでにアナウンスされている。感染者はこれからもっと増えるんだろうし、少なくとも4月一杯は講義開始も研究室開始も無理なんじゃないかなぁ・・・

もしそうなると講義はどうするんだろう・・・?講義の完全オンライン化を実現するには、全ての学生が自宅で動画を視聴できることが大前提だ。自宅生なら光回線やwifi環境が充実している可能性が高いけど、一人暮らし生はモバイルwifiやスマホのデザリングを使っていることも多いと思う。後者の場合は、週に何コマも受講したら契約容量を使い切ってしまうでしょ(Zoomだと1時間で200~300MBの容量が必要になるらしいし)。その結果、多くの学生が「金銭的な理由で受講できない」状況に直面する。それは不公平だ。

学生全員のオンライン環境が整わない限り、講義の完全オンライン化には踏み切れないと思うんだけど・・・うちの大学の今後の対応がすごく気になる・・・

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