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世界の覚書

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韓国の大問題「386スパイ」

2006年10月28日 | 軍事・諜報
韓国では今、「386スパイ」で大騒動だ。中心人物は「チャン・ミンホ」らしい。インテリジェンスの世界で何かが起きているようだ。北をめぐる情勢変化から、方針が変わり、「南韓」にも真実の瞬間が近づいているのかもしれない。

#同じことは実は日本でも言える...

朝鮮日報:【386スパイ】押収リストに政界・与党幹部の名前多数
「386世代(1990年代に30歳代で80年代に大学に通った60年代生まれの世代)の元活動家の一部が関与した大型スパイ事件だ」

26日、40代前半の元活動家3人の逮捕状請求が裁判所に受理された直後、公安当局の関係者はこの事件の性格についてこう定義した。米国で市民権を得て、10年余りにわたりスパイ活動を行っていた容疑で逮捕されたチャン・ミンホ容疑者(44)の「包摂(一般人を工作員への協力者にする)現況リスト」に載っている386世代の元活動家らが相次いで逮捕され、事件はさらに拡大するものとみられている。
(中略)
 国家情報院によると、チャン容疑者は1989年と98年、99年の3回にわたって北朝鮮に入国した。また、89年から93年の間に北朝鮮の対南工作部署で秘密教育を受け、金日成父子への忠誠を誓って朝鮮労働党に入党したという。このとき以来、10年余りにわたって韓国と米国、中国、北朝鮮を行き来しながら、各国の機密を北朝鮮に流出していたというのが、同容疑者の主な逮捕容疑だ。同容疑者は1981年に成均館大に入学し、その翌年には米国へ渡り米軍に入隊し、米国の市民権を得たことが分かっている。国家情報院は同容疑者の自宅と事務所から、これまでに包摂した10人余りの名前や連絡先などが記された「リスト」を押収し捜査を進めている。リストには政治家や民間団体の幹部らの名前も多く含まれているという。
朝鮮日報:【386スパイ】政府幹部と交友…国家機密の大量流出も
容疑者らは与野党の政治家はもちろん、青瓦台(大統領府)関係者らとも運動家人脈を中心に幅広い交友関係を持っていた。政界では、特定大学出身の青瓦台スタッフが今回の事件の関係者らと厚い交友関係を持っていたという話まで出ている。

この日、国家情報院に連行された民主労働党事務副総長のチェ・ギヨン容疑者は、全国大学生代表者協議会(全大協)の事務局長出身で、民主労働党はもちろん、与党ヨルリン・ウリ党や青瓦台の386世代の人物らとの交友関係を持っている人物だ。幅広い交友関係を築けたのは、チェ容疑者が全大協の事務局長だったからだ。
(中略)
民主労働党の関係者は「チェ事務副総長と一緒に仕事はしたが、人脈は与党方面により幅広いようだった。与党の核心情報を知っているので、時々驚くことがあった」と語った。また、チェ容疑者に近い一部の人物らは、青瓦台秘書室に勤務していたことが分かっている。チェ容疑者は、このほかにも全国民主労働組合総連盟(民主労総)に務め、民主労働党の創立にも関わり、企画局長などの要職を歴任している。
現在、全大協出身者はウリ党国会議員9人を含め、青瓦台・国会などで100人あまりが活動している。政界関係者は「国家情報院が全大協の初期メンバーらを疑っているようだ」と語った。しかし、全大協出身のある与党議員は「全大協出身だという理由だけで、交友を続けてきたというのは行き過ぎた解釈だ。全大協の同期でも、知らない人はたくさんいる」と語った。
#民主労働党が中心のようだが、与党も無関係ではない。なにしろ、いかなる時であれ、北による対南工作はやむ事がなかった。太陽政策の有無とは無関係であり、むしろ利用した立場だろう。

#インテリジェンスの世界は連続しているということだろう。

読売新聞:韓国でまた閣僚が辞意、外交通商相などに続き4人目

#国家情報院の金昇圭(キム・スンギュ)院長が大統領に辞意を伝えた。外交通商、国防、統一相に続く4人目だ。潘基文氏は別としても、セキュリティに関わる3閣僚が総退陣というのも...

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