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世界の覚書

道州制、易姓革命、外国人参政権には反対です。伝王仁墓に百済門を作るのは場違いであり、反対です。

軍事理論が未熟過ぎる国

2013年08月14日 | 軍事・諜報
政権は銃口から生まれる国。党軍でしかない人民解放軍。共産党の一党支配が国是の国。そこの戦略の根幹が簡潔に(教科書に)語られている。

中国人民大学出版社から刊行された『政治学原理』という大学院の教科書がある。中国人民大学・北京大学・清華大学・復旦大学など中国の名門大学の教授らが編纂したもので、現在、中国では多くの学生がこれを教材として使っている

(中略)

「1つの主権国家がもし十分に強大な軍事力を持っていなければ、小さな威嚇により崩壊してしまう可能性がある」「軍事力を国家権力の象徴にすれば、和平時においても内外の異分子に対する抑止力にもなる」

(中略)

「国家と国家の間には、矛盾と衝突は避けられない。これらの矛盾と衝突が和平的手段で解決できないときに、武装衝突と戦争は避けられないのである」
最後の引用部は、シンプル過ぎるテーゼである。実力以外、何も信奉しない。これが中国政治の原理だとしたら、恐ろしい話しではないか。

軍事理論が、未熟過ぎる。

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