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世界の覚書

道州制、易姓革命、外国人参政権には反対です。伝王仁墓に百済門を作るのは場違いであり、反対です。

柔道部活動で女子部員を暴行し、植物状態にした男子生徒

2006年09月01日 | 社会・教育
読売新聞8月31日
 福島県須賀川市の市立第一中学で2003年、当時1年生の女子生徒(15)が柔道部の練習中に頭を打って意識不明の重体となった事故で、学校側が安全配慮義務を怠ったなどとして、女子生徒と両親が、県と市、けがを負わせた元男子部員(16)とその母親(48)を相手取り、31日、今後約60年にわたる介護費用と慰謝料など約2億3000万円の損害賠償を求める訴訟を福島地裁郡山支部に起こす。
 訴えによると、03年10月、顧問の教諭らが不在の練習中に女子生徒が足を痛めたため休憩を取ったところ、部長の男子部員が怒り、女子生徒を投げたり、けったりしたうえ、数回にわたって道場の畳に頭から落とした。女子生徒は間もなく意識を失い、病院に運ばれたが、急性硬膜下血腫(けっしゅ)と診断され、現在も意識が戻っていない。
(中略)
 事故を巡っては、須賀川署が05年9月、監督を怠ったなどとして、当時の顧問教諭(42)と副顧問の講師(31)を業務上過失傷害の疑いで福島地検郡山支部に書類送検している。
刑事では顧問を業務上過失傷害でやっているらしいが、民事では男子生徒と保護者、および行政当局を含めて訴えるという次第。

それにしても、ひどい事件だ。不思議なのは、ここまで悪質でも、当の加害少年が傷害罪に問われてないことだ。だからこそ民事に訴えるわけだが。

背景には、その柔道部の体質もあろう。そこに、部長少年が適応していた可能性がある(部長という点も大きい)。まことに悪質な「体質」の部活動だが。

#スポーツは体に悪い。つくづくそう思う。なんてね...

それでなくてもスポーツは(格闘技だけじゃないと思うが)危険性がある。それを承知でプロ的にやる人はともかく、一般には陥らないように、控えめに活動するべきなのだ。そういう配慮が足りないクラブ活動は止めたほうがいい。でも、全く後を絶たないんだろうなあ。炎天下で走らせて熱中症になる話も、いまだに後を絶たない。

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