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世界の覚書

道州制、易姓革命、外国人参政権には反対です。伝王仁墓に百済門を作るのは場違いであり、反対です。

アメリカの対中戦略

2005年05月07日 | 地政学
日本の言論には、中国警戒論(むしろ敬遠論という方が実態に近い…大陸敬遠論)と、アジアは仲良く、これからは中国だよ、という議論の2つがある。後者は、離米的な傾向すらある。

そもそもペリー提督が日本に何しに来たかというと、メインは中国戦略だ。対中国戦略(もちろん基本的に経済的な動機…当時は経済と政治が一致していた帝国主義の時代だけど)をスムーズに進めるために、ネットワークを構築するために、日本が必要だった。この構図は今でも変わらない。とすれば、アメリカの中国観を、日本は理解する必要がある。だが、これが分かりにくい。伝統的には、親日よりも親中優位じゃないかと思われる節がある(親日も当然あるけれど)。

アメリカの視点における、アメリカの対中戦略ないし気持ち(あるいは体質)を、日本は理解する必要がある。日本の世界戦略を考える前に、必要な作業だ。

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