worldNote

世界の覚書

道州制、易姓革命、外国人参政権には反対です。伝王仁墓に百済門を作るのは場違いであり、反対です。

高価すぎるF-22より、安い戦闘機を数持て

2006年10月26日 | 軍事・諜報
テクノバーン:米次期主力戦闘機「F-22ラプター」は失敗作、天才戦闘機デザイナーと戦闘機戦術の第一人者が空軍の戦闘機開発戦略を批判
もっとも影響力のある2名の著名人が米次期主力戦闘機のF-22ラプターは失敗作だと批判、米軍産複合体で波紋を呼んでいる。
(中略)
第二次世界大戦からベトナム戦争までを通じて空中戦で喪失した65~95%の戦闘機は、敵機の存在すら認識することなしに撃ち落されていることを指摘
(中略)
セルビアでの戦闘ではステルス戦闘機のF-117の喪失率がF-16よりも高かった。また、セルビアで撃墜された2機のF-117戦闘機は1950年代の旧式武器によって撃墜されたことなどを挙げ、優秀な戦闘機にもっとも必要な条件は敵を先に目視できることであり、ステルス性能ではない。ステルスでも敵に目視されたら終わり。
(中略)
ドイツの70機のMe-262が米国の2000機のP-51に敗北した例を挙げて、90機のF-22を実戦配備するよりは、同じコストで調達可能となる1800機のF-16を実戦配備した方が戦争で勝利を収めることができると結論付けている。
重要なのは「敵を先に目視できることであり、ステルス性能ではない」というのは説得力がある。それにしても、F-22がいくら高くてもF-16の20倍ですか、そうですか。

#F-16の開発自体、将来の戦闘機が高価になりすぎてどうしようもないから、最適化した戦闘機を作ってみたというものだった。

いなごのように襲い掛かる軽戦闘機に、高性能重戦闘機が負ける構図は、まるで中国と日本だ。そういうのは、願い下げにしたい。
#日本はF-22を導入するという話がある。F-35はどうなのかな。もう無人戦闘機の時代かもしれないが。

[人気blogランキングに投票]


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
目視が目標把握のメイン手段ならば・・・ ()
2007-06-01 21:02:30
目視を優先せよという意見もわからなくは無いですが、現代はレーダーによる遠距離攻撃がメインの時代。
また、最もコストのかかる部分は実は「パイロットの養成」であることを考えると1800機のパイロットを養成するだけで大変かと・・・。
また、F-22はスホーイと比べても劣らない機動力を持っているのでたとえ目視されたとしても簡単に撃墜出切るかどうか疑問です。
セルビアのF-117はおそらく戦闘の初期段階でレーダーなどの敵の探知装置が生きている危険な状態で投入されたのでは?と思います。撃墜された数の比較だけではなんとも言えないのではないかと思いますよ。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。