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世界の覚書

道州制、易姓革命、外国人参政権には反対です。伝王仁墓に百済門を作るのは場違いであり、反対です。

日中友好7団体の国賊的訪中

2006年04月03日 | 政治
今更という気もするが、日中友好7団体が揃って3月30日から4月1日まで訪中、胡錦濤曰く「日本のトップがA級戦犯を合祀している靖国神社を参拝しないことを明確に決断しさえすれば、中日関係の改善と発展をめぐって日本のトップと会見し対話もしたい」だそうである。そんなに雁首揃えて国賊まがいの訪中を曝して、何のメリットがあるのか不可解だ。日本では、(親中派を除けば、今回のフーチンタオ発言を)侮辱としか受け取っていないと思う。フーチンタオ発言は、マスコミで、一斉に報道されたのだ。

日中友好7団体とは(会長も揃って訪中)
・日中友好協会(平山郁夫会長)
・日本国際貿易促進協会(橋本龍太郎会長)
・日中文化交流協会(辻井喬会長…本名は堤清二)
・日中友好議員連盟(高村正彦会長、岡田克也副会長、太田昭宏副会長)
・日中経済協会(千速晃会長…新日鉄会長)
・日中協会(野田毅会長、海江田万里理事)
・日中友好会館(林義郎会長…元衆院議員/元蔵相)
である。

参考:日中友好協会:2006年4月5日号のニュース

#小渕優子氏も日本青年議員訪中団として、3月19日から21日まで北京を訪問していた。

チャイナネットによれば、
高村会長は当日の記者会見で、日中関係の現状について「政治関係が悪くなると国民感情も悪くなる。国民感情が悪くなると良い政治関係の構築もできない。政治と国民感情のマイナスの連鎖を断ち切らなければならない」とした上で、中日双方が政治と国民感情の関係改善に力を入れるべきと強調した。

高村会長はまた、「日中の国民感情は冷え込んだ状態にあり、この状況の打開には相手を理解し受け止めようとする不断の努力が重要である。両国国民が相手に対する不信感を高めて偏狭なナショナリズムに陥ることは双方にとって何の利益にもならない」と語った。
元外相がこの発言だ。一体、日本の政治とは何だったのだろう。

中国の国民感情は意味不明だ。中国は徹底的な共産党支配の国であり、監視網が発達しており、徹底的な階級社会だ。中国に「国民」は存在しないと思った方が事実に近い。群体性事件(暴動や一揆)なら発達しているが、自由な意見や自由なデモは存在しえない国だ。そもそも「民間団体」も政府の隠れみのに過ぎない。日中に相互主義は成り立たない。北朝鮮と相互主義が成り立たないのと同様である。

Traitorしかいないのか?

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2 コメント

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どうしようもないね。^^; (kyouji)
2006-04-03 18:59:18
 私が思うに、中共とやっていけるかどうかは中共が謝るかどうかだと思ってるんですよ。^^;

 日本人だと、謝ってタダですむならいくらでもあやまるだろ、と言われそうですが、彼らはそうはならない気がするんですよね。

 胸を張ってる事だけが最後の一線、っていう。

 だから、彼らが謝るまでは何をやっても無駄でしょう。

 日中友好協会も、中共に「公館を壊してすまなかった」と言わせれば説得力があるんですけどね。

 絶対に無理だと思うけど。^^;;;
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絶望が前提 (worldnote)
2006-04-03 19:22:41
中共が謝る日は来ないと思います。中国が謝る日は、いつか来るかもしれないけど(笑)、それも儒教的な価値観の中でのことなので、日本人が考える友好善隣とは違う種類のものにしかならないでしょう。韓国もそうですが、そういう絶望を前提にして、遠からず、近からず、という関係が望ましいと思うんですけどね。
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