池田信夫 blog:吉田レジームと岸レジーム
儒教という言葉が出てきたが、朝鮮半島と中国に共通するのは「儒教全体主義」だ。沖縄もその傾向が強い。
儒教全体主義こそは、日本の脅威だ。
共産主義が国家としても理念としても崩壊し、中国でさえ儒教の伝統を復活している今、反共にどれほど意味があるだろうか。かつてのソ連・東欧ブロックは現実的な脅威だったが、それに比べると今の中国は軍事力も国際的影響力もはるかに小さい。岸レジームを継承する安倍氏の「美しい国」がリアリティをもたない一つの原因は、このように仮想敵としての共産主義が消えたことだ。中国はまだ経済崩壊したわけではなく、急速な成長の途上にある。国防上の合理性とは無縁に思われる軍拡も計画的・長期的に続けている。豊かになった分だけ軍事力も整備するという事だ。中国以外の軍拡がほぼ停止したままでは、いずれ凌駕されるし、それは時間の問題だ。なぜここまで中国に楽観的なのか、理解に苦しむ。
儒教という言葉が出てきたが、朝鮮半島と中国に共通するのは「儒教全体主義」だ。沖縄もその傾向が強い。
儒教全体主義こそは、日本の脅威だ。
理由は 東大の俺がセイケイなんぞに負けるなんてでしょう。