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ゲームチェンジ

2019-12-21 08:52:40 | 日記
これは、スポーツに関する言葉ではない。
今までの経済や生活の、規則・しきたりが変わってしまうことを言うようだ。
最近のゲームチェンジの好例として、クルマ業界があげられる。
過去何十年間続いたガソリンエンジンのクルマが、電気自動車に置き換えられようとしている。
そのため、現在の勝ち組であるトヨタ・メルセデス・BMW・WWも必死で新しいゲームに対応しようとしているわけだ。
電気自動車は、過去の技術の蓄積の要素は低く、開発について新興企業でも同じスタートラインらしいのだ。
したがって、現在の勝ち組日独が米中に負けるということも十分考えられる。

◆戦略的にゲームチェンジを仕掛ける
 勝ち方は基本的に現状の推移を目指している。
 反して、負け方は戦略的にゲームチェンジ(ルール変更含む)を仕掛けるのだという。
 ここには国民性の違いもあるようだ。
 イメージだが、米国:イノベーション・合理的
        日本:匠の技・精神性

 パソコン業界もそうらしい。
 米国のイノベーション ~ 日本の技術革新・コスト競争力優位 ➡ ゲームチェンジ:OS・IT・互換性 ~ 米国優位

 古くは、先の大戦のゼロ戦 × 米国戦闘機 にも当てはまるのだそうだ。
 開戦当初は空中戦においてゼロ戦の圧勝だったらしい。
 匠の技で究極まで軽量化され抜群の旋回性能を誇り、猛訓練で操縦技術を磨き上げていたからだ。
 この時点でのルールは、素早く敵機の後方に付け機銃弾を命中させる、だった。

 米国がとったゲームチェンジはこうだ。
 機銃弾が命中しても墜落しない・乗員が負傷しない防護板の設置。機銃弾が命中しなくても被弾させる近接破裂弾の開発。
 そして鉄量(物量)生産力の差を活かしたゼロ戦の倍の戦闘機で、遂には制空権を握ったのだ。

 こういった考え方は、日本人的にはちょっとフェアじゃないようにも感じられますが、
 弱者が強者に勝つための工夫とも言えます。
 また、こういったことは一般人の小さな競争レベルでも適用が可能なようです。
 ですので、現在力を発揮できていない状態の方も、その環境や勝負の土俵を工夫すれば一発逆転が可能かもしれませんね。


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