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社長を降りる?

2019-04-28 18:46:24 | 日記
日本経済も、まあなんとかなってるみたいです。
でも、世界中ではベンチャー企業がどんどんと興り、そしてそれらが猛烈に成長してるのだとか。
そんな中で日本のベンチャー企業でこんな動きもあるらしいです。

◆ボクもう社長を降りますのであとはよろしく
 今、東大をはじめいろいろの大学発で、これはという技術を開発しつつ起業化に向けて進んでいるプロジェクトが多数あるそうです。
 スタートアップ企業とかいうらしいです。
 ところが、この企業の社長さんの役割は多方面にわたるのです。
 つまり、本来の主業務である研究技術開発をしつつ、営業活動を行いお金を稼がねばなりません。
 さらには、開発をしつつ更なる成長を続けるためには、プレゼンをこなして新たな資金調達も進めなければなりません。
 ここまでベンチャー社長さんが忙しく、技術以外の不得手部門まで行うとなると、肝心の技術開発がスムーズには進みません。
 そこでこの社長さんは決心しました、ボクもう社長を降りますのであとはよろしく、ボクは研究開発に専念しますので・・・
 そうなんです。
 自らは、本来業務である新技術開発に専念し、企業運営・資金調達はその専門家に任せるのです。

 まあ、考えてみれば当然かもしれません。
 独創的・斬新な技術開発をできる技術系創業者が、円滑なベンチャー運営ができるかというとはなはだ疑問です。
 であれば、それらの専門家を招き社長として意思決定をしてもらいつつ、自らは開発に専念するという構図が成立するはずです。
 こうすることで、花開く技術も多数あるのではないでしょうか。
 分業化と言ってもいいかもしれませんね。
 そして見落とせないのは、ここには運営側の(社長を派遣する側の)新しいビジネスチャンスも生まれるということです。
 まさにいいことばかりのようです。どんどんこうすればいいのにね。
 あとは、それぞれが支配する株式の比率だけですよね。 

 ちょっと待ってください。
 これって、ベンチャー企業だけの話なの?
 いやいや、よく考えてみれば、いろいろなパターンが成立しそうです。
 三井・住友・岩崎・安田の時代から、資本と経営の分離は行われてきましたよね。
 そろそろ世襲の時期を迎えているわが小売業創業者も、真剣にこういうパターンを検討するのもありじゃないのかな・・・
 

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