なかなか過去の栄光(と言っても、たいしたものではないのですがね)を断ち切れなかったおいらだ。
それらから離れて、少しずつ新しい生活に向き合ってきたつもりだ。
だがここへきて、やっと心に一区切りがついたようだ。
それは、曹洞宗のご住職枡野俊明氏のこんな言葉による。
◆過去の栄光からはさよならすべき
それは、もったいないような気もする。
だがどんな上り坂にも、上りはここでおしまいですよという地点があるものだ。
それは、人生だって仕事だって同じだ。
たとえ何もかもうまくいっていても、ずっと上り調子が続くわけはない。
どこかの時点で、下りに転ずるものだ。
特に仕事については、そのどこかの地点がいつなのかを自分で見極め、引退を決めないと力は衰える一方だ。
その結果、過去の栄光にすがるか、老醜をさらすかともなってしまう。
そうならないように、自分なりに目標を達成し一応の成功を見たら、そこを成功の臨界点と見定めるべきでしょう。
もっと頑張れるとか、まだまだできるはずだ、なんて未練や幻想はすっぱり捨ててさっさと身を引くべきです。
その後は、自分で新しい挑戦課題を見つければいいのですから。
→そうですね、やっとふっきれたような気がします。