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悲観論

2024-06-18 06:43:29 | 日記

世の中の極端な心配事の多くは、杞憂に終わるにもかかわらず、我々は悲観論に注目しがちだ。

テレビや雑誌、新聞、それにブログなどでも、悲観的な見出しは注目を集めるものだ。

それは、メディアの販売戦略の一環でもあるが、行動経済学の先駆者ダニエル・カーネマンはこう言う。

 

◆悲観論に注目するのは人類が進化と共に身に着けてきた防衛本能である

 たしかに、一度の失敗で命を失ってしまうのならば、常に悲観的に考えて行動すべきなのかもしれない。

 また、楽観論に与しているのは思慮が浅く、悲観論を論ずるのは知的だなどとの誤解もあるだろう。

 それらは、個々人で好きな考え方で人生を過ごしていけばよいのだが、こと投資活動では異なる。

 

 株式市場を実際よりも恐ろしい場所だと考えてはいけない。

 世界の技術や文化の長期的な進歩や、長期にわたる株価上昇の歴史がある。

 そういうことを無視して、悲観的な考えでそれを忌避してはいけないようだ。

 そもそも、投資活動をしないということは、

 その時点で「円」という通貨に投資し続けているということを知るべきだ。

 

 →そうか、何もしないというのは、何もしないという事に投資をしているということなのか。

  これは大きな気づきなのかもしれませんね。