映画「落語物語」:柳家小三治激賞の落語もの。「ウソがねえ」と傑作になったのか? 2011年06月04日 23時25分24秒 | 映画(新作レヴュー) 落語ものの映画作品と言えば,最近では平山秀幸の「しゃべれども しゃべれども」が思い浮かぶ。伊東四朗と国分太一の師弟関係,更には国分と八千草薫による孫と祖母のやり取りが醸し出す,何とも柔らかくゆったりとした空気が印象に残る秀作だった。 だが,どうやらそれは本家の噺家から見ると「こうじゃない」という気持ちにさせるようなものだったらしい。 そんな「落語家」ものに飽きたらなかった本職の林家しん平が,自らメ . . . 本文を読む