「前」 蕨市議会議員 おおしま公一活動報告

2015年5月31日。まさかの落選を果たした?「前」蕨市議会議員おおしま公一の修行の日々をお伝えしていきます。

2014年度民主党地方自治体議員フォーラム総会・全国研修会

2014-05-12 13:00:00 | Weblog
民主党所属の地方自治体議員で構成をする、標題フォーラム恒例の総会・全国研修会が、都内で開かれました。

会場には、500名程度の党所属地方議員が詰めかけました。

総会では、フォーラム代表世話人である、内海太宮城県議会議員(気仙沼市選出)から、未だ進まぬ被災地の復興につき、現状が語られました。また、党本部から出席の古本伸一郎衆院議員(党組織委員長)から、党運営に対する出席議員からの厳しい質問にも、真摯な答弁がなされました。フォーラムの活動計画案は原案のとおり承認されました。

また、海江田万里代表からも挨拶があり、この間の国会での対応等につき概要が説明されました。

研修会では、船橋洋一氏(日本再建イニシアティブ理事長)より「スタート・オーバー 出直そう民主党」と題して、櫻井充参院議員(党政策調査会長)より「民主党の経済政策について」と題してそれぞれ講演がなされました。

船橋氏は、自身が主宰をするシンクタンクにおいて民主党の3年3か月に及ぶ政権運営につき検証した結果を、「民主党政権 失敗の検証 日本政治は何を活かすか」中公新書(2013年)として上梓され、私も拝読させていただきました。

氏からは、マニフェスト作成・執行に対する意識の共有が党内で十分になされなかった点及び数値を掲げる事に固執し過ぎた点等が指摘されました。

櫻井政調会長からは、現在党本部で議論がされている経済政策につき説明がありました。安倍政権の円安による「コストプッシュ型の物価上昇」に対して、民主党では賃金の上昇および社会保障の安定による「ディマンドプル型の物価上昇」を目指していく点につき、産業政策、医療・介護政策等の面から詳細な説明があり、「デフレの原因は民間最終消費支出が伸びない点にあり、生産稼働年齢に対する手当を充実していくことで、消費の拡大を喚起していく」との考え方も示されました。

私は研修会終了後中座させていただきましたが、この後懇親会が持たれ、明日はテーマごとの分科会が開かれる模様であります。


<写真:船橋洋一氏の講演の模様>