以前から行こうと思っていた、東京国立博物館の標題特別展を鑑賞してきました。
江戸時代前期に活躍をした「円空(えんくう)」。僧侶でありながら生涯で12万体もの木造仏を製作したと言われ、現在でも5千体以上の「円空仏」が知られています。
現存する「円空仏」は、現在の愛知県と岐阜県に集中しており、今回は飛騨・千光寺所蔵の円空仏を中心に岐阜県高山市所在の100体が展示されていました。
「歓喜天立像」は、秘仏とされ、7年に一度しか公開されないとのこと。しかも、御開帳の時も厨子に入ったままでの公開とのこと。今回は厨子の中から出された、初の完全公開でした。
円空仏は伐採した木を彫って作られ、表面には何も塗られていません。それだけに木の節とか木目とか、自然を強く感じることができます。まさに、飛騨の山村で仏様たちが林立する姿が想像できたような気がしました。あとでパンフレットを見ると、副題が「深い森に育まれた仏たち」となっていました。
そのほか、博物館内の特別展にも足を運んでみました。国宝室では、博物館所蔵の国宝である絵画・筆跡を、毎月1点のみ選んで展示するという、贅沢な設えとなっていました。国宝「秋冬山水図」に見入る。雪舟等陽の作品でした。
たまにはこんな時間もいいかな?と思った次第です。
江戸時代前期に活躍をした「円空(えんくう)」。僧侶でありながら生涯で12万体もの木造仏を製作したと言われ、現在でも5千体以上の「円空仏」が知られています。
現存する「円空仏」は、現在の愛知県と岐阜県に集中しており、今回は飛騨・千光寺所蔵の円空仏を中心に岐阜県高山市所在の100体が展示されていました。
「歓喜天立像」は、秘仏とされ、7年に一度しか公開されないとのこと。しかも、御開帳の時も厨子に入ったままでの公開とのこと。今回は厨子の中から出された、初の完全公開でした。
円空仏は伐採した木を彫って作られ、表面には何も塗られていません。それだけに木の節とか木目とか、自然を強く感じることができます。まさに、飛騨の山村で仏様たちが林立する姿が想像できたような気がしました。あとでパンフレットを見ると、副題が「深い森に育まれた仏たち」となっていました。
そのほか、博物館内の特別展にも足を運んでみました。国宝室では、博物館所蔵の国宝である絵画・筆跡を、毎月1点のみ選んで展示するという、贅沢な設えとなっていました。国宝「秋冬山水図」に見入る。雪舟等陽の作品でした。
たまにはこんな時間もいいかな?と思った次第です。