帰省3日目

帰省3日目です。朝方少し雨が降りましたが、程なく晴れ間が出てきました。

今日は、実家の資産につき関係各方面と話し合いでした。

夜は、たけしのＴＶタックルを見ています。「国会議員に直訴！」という企画。自民公各国会議員に物申すという企画。しかし、実際には民主党国会議員へのクレームの場になっております。

それぞれの立場で意見があり、ある人にとってはメリットになる政策でも、別の人たちにとってはデメリットということもあるので、いろいろな意見が寄せられるのはいいことだと思います。

しかし、過度な偏見と抽象化に基づいた意見は困ったものです。たとえば、商店主が「民主党政権には商店街振興策が見えない」という意見の中で、「民主党は大手スーパーの労働組合の支援を受けているから、商店街の味方にはならない」という意見が出ました。しかし、これは事実ではありません。今時組合員の動員なんてできません。よしんば活動をお手伝いいただくにしても、有給を取ってきていただくというのが定番です。組合員が有権者というわけでもありません。特に都会では。いわゆる組合の組織内議員というのは何人も居ません。

私も労働組合の皆様は、選挙をお手伝いいただく人たちというよりは、政治への疑問をお聞きする生活者という位置づけです。

もちろん、野党の人たちは「労働組合に支配される民主党」であってもわないと攻撃ができないので、偏見と抽象化に満ちた主張をしてくるでしょう。しかし、事実に基づくかない議論をしている間は、日本に真の民主主義、真の市民社会は到来しないことでしょう。

そんなことを思った帰省3日目の夜です。明日、帰蕨です。