「前」 蕨市議会議員 おおしま公一活動報告

2015年5月31日。まさかの落選を果たした?「前」蕨市議会議員おおしま公一の修行の日々をお伝えしていきます。

自治体病院の役割

2010-12-16 21:34:32 | Weblog
以前痛めた足の診察で、蕨市立病院に行ってきました。採血をして結果が出るまでの間、事務局長とお話。

やはり、民主党政権下での診療報酬改定は、病床数130床そこそこの当院では医師や看護師の報酬に反映されるまでには至っていないよう。

病院の累積債務は縮減傾向のようで喜ばしい。病院の皆様の努力の賜物といえよう。今後の経営についても話す。近隣に大病院を抱える蕨市の自治体病院としては、一般的な医療を施し、高度医療については連携している大学病院もしくはこうした近隣大病院へ紹介。という道筋が当面妥当では。将来的には癌や脳疾患等日本人の死因ベスト5に入るような病例にも対応できることが望ましいと思うが、先ずは財務を健全にすることが先か。地域の病院としては、療養介護的な終末期医療にも取り組めればもっと理想かも。

それにしても採血・点滴を行うスタッフ、薬剤師、事務スタッフといった、医師・看護士以外のスタッフも人手不足といった印象を持ちます。このことが、医師・看護士に医療行為以外の仕事を強いてしまうことになっているような。

都市部の中小自治体病院の役割とは?思いは尽きない・・・。