「前」 蕨市議会議員 おおしま公一活動報告

2015年5月31日。まさかの落選を果たした?「前」蕨市議会議員おおしま公一の修行の日々をお伝えしていきます。

国民的噺家の反抗?

2009-12-12 12:08:40 | Weblog
事業仕分けへの批判が相次いでいる。

先日も芸術家の皆様が「芸術関係の予算を切るなんてけしからん」と声明を発表された。この芸術家達の一人であり、国民によく知られた落語家は「他にも削る無駄はたくさんある。こんな狭い日本に政治家が沢山必要なのか」と憤慨されたらしい。

事業仕分けはあくまでも一定のルールに沿って事業の要・不必要を判断するもので、あくまで最終決定は政治によるものである。という説明をしても上記の人たちは納得しないだろう。
そう言えば、橋下徹大阪府知事が芸術関係の予算を削ろうとした時に「それでも生き残るものが芸術だ」と言ったそうだ。

文化芸能、科学技術には当然支援をすべきと思う。しかし、予算の組み替え議論に聖域はないのだ。今回こうした「ちょっと待った!」という声が上がってくること自体が健全なことなのだと思う。これまではこんな議論すらなく漫然と予算付けされていたのだから。密室で予算を決めていた時代にはこんな議論すら起きなかったであろう。是非この落語家には今後とも声をあげて行っていただきたい。

毛利博士が子ども未来館の予算仕分けに猛然と反発した時も、天下り団体が介在することで実際に未来館に行くお金が少なくなっていた。なんていう実態も明らかになったのだから。むしろ師匠!そんな天下りがないのであれば、堂々と論戦しましょうよ!毛利さんが仕分け作業に参戦したように。この師匠も仕分けの時に来て話をしてもらえば結果も変わったのかな?

でも大師匠とやり合うのは結構シンドイと思う・・・。