
「孤愁人(こしゅうびと)」
作詞:石本美由起 作曲:三木たかし 編曲:三木たかし
失恋した時、それまで全然縁がなかった演歌を聴きたくなった事ってありませんか・・・?(^^; 私はなんだかこの曲が心に沁みました・・
♪みんな ひとり 私も ひとり それが 生きるさだめ♪
そう唄われる森昌子さんのデビュー15周年記念曲でした。でもその時の私は「演歌は苦手」でした。なのでリアルタイムでは知りません・・・誠にもったいない事をしました。で最近あちこと探しまくって、やっとライブDVDを買いました(でも日本版DVDは出ていないってつっこみは無しでお願いします(^^;
私は森昌子さんはデビューの時から知っていますが、でもどんどん「典型的な演歌」パターンになってからは、ちょっと遠い存在でした。で森昌子さん引退後に、ある時この曲を聴いてこのUptempoの曲が好きになり、初めてベスト盤を購入して遡って森さんの歌を聴き直し、あらためてその抜群の歌唱力/表現力に驚いています。
本当に素晴らしい・・・そして美しい声です。更に、声に艶があり、声が既に泣いて聞こえる時があります・・・
こんなに歌が上手い人だったのかと(fanの方には笑われそうですが)今更ながら感激しています。ただ正直、楽曲がこれまた安易な演歌の方程式に則って制作されたものが多く、そういう意味ではこの方の才能を活かしきっていたかどうかは、私としてはちょっと疑問です。山口百恵さんにとっての宇崎-阿木-萩田トリオのような創作陣に巡り会っていたなら、きっとすごい作品が残っていたと確信致します。でも今後復帰の可能性もあり、円熟した大人のボーカルを聴かせて頂きたいと願っております。
でもそれ以前に、お体と傷ついた心をまず十分癒して下さい。いつかの復帰を心からお待ちしております。
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