「明日は明日の風が吹く」-内田有紀
作詞:岩切修子 作曲:筒美京平 編曲:大村雅朗
1995年(カルピスウォーターCFイメージソング)
今回はちょっと時事ネタぽいですが・・・でもやはり採り上げてみたくなりました。
内田有紀さんです。作曲は筒美京平さん、それにアレンジはなんと言っても大村雅朗氏です。大村氏はお亡くなりなった時期を考慮すると、この時期は既に病魔に襲われていた時期かもしれません・・・。正直ちょっと精彩を欠いたかなぁ・・・?と言っては失礼かもしれませんが、でもシンプルでオーソドックスに歌を活かしたアレンジになっています。そうそう、Pianoの高域を響かせたリバーブ音がとても美しいです。
これを採り上げたのは何と言っても歌詞にあります。ちょっとセラピー的な歌詞なので・・・
♪シアワセだとか 人生だとか 考えすぎてるかもね
"がんばらなくちゃイケナイ" そんなこと誰も 決めちゃいないんだし・・・♪
今私が、内田さんに、そして吉岡さんにそれぞれ贈りたい言葉でもあります。
みんなに祝福されて、その分、みんなの"シアワセ"の形の理想型を背負って結ばれた二人・・・。離婚の理由は私には分かる由もありませんが、でもどこかにそんな"理想のシアワセ"への過度の期待がこの破綻へ導いた一因であったかもしれません・・・。でもやはり誰にも「明日は明日の風が吹く」ものです。頑張って無理をしてみても、ちょっと脱力してみても、人生の風は同じ方向にしか流れない事もよくあること。二人共それぞれに、ここはボブ・ディランではないですが「答えは風に中にある・・・」と、時の流れに身を任せてみても良いのかも?
そんな事をふと語りたくなって、今回はこの曲を採り上げてみました・・・(^^;
※歌詞に「ココロの日曜日」と出てきます。確か心理カウンセラーのエッセイ集に同じ様なタイトルの本があったように思います。多分、この歌詞もそんなカウンセリング的なところを意図したものと思います。
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