世捨猫のマンドク生活

~ Cat's my Life ~ 未だ見ぬ何かをもとめて・・・

熱川バナナワニ園 植物園 FILE:7 第8号温室

2023-08-26 19:00:00 | テーマパーク
7号温室奥の階段から、ついに本園の最終地点となる8号温室へ。

8号温室の入口前から左奥へ続いている小さな庭。ここには昭和天皇が
訪れたさいに植えられたという、昭和天皇行幸啓記念樹も立っている。

さてそんな8号温室はといえば、2つのテーマが設けられた温室で
その内の一つが、世界中から約1500種を集めたという、原種ラン

そして、もう一つは。ドームの下に造られた池に浮かぶ、オオオニバス

世界に3種類あるとされるオオオニバスの内、ここではレギアと、
クルジアナ(パラグアイオニバス)という、2種類が栽培されている。
素人目では、それら品種の違いはよく分からないが、通路の途中に
置かれたボードに、それぞれの花の変化が写真で纏められていた。

また夏休み期間には、体重30kg以下のお子様限定イベントとして
オオオニバスの葉の上に乗っての記念撮影も行われているようだ。

さらにオオオニバスだけではなく、池の中やほとりには
普段みる事のできない珍しい植物が数多く存在している。

果実が赤く色づく赤バナナは、まだ実が緑色で普通のバナナだな。
人間の頭より大きな株のビカクシダも、何種類か展示されていた。

真っ赤な苞がたれ下がった、ヘリコニア。まるでオウムの
くちばしの様なその形状から、オウムバナと呼ばれている
植物だが、自分は闇の皇帝ジークジオンの幻影を連想した。

赤い苞といえば、ショウジョウトラノオという珍花もある。
デビットオーヤンという八重咲きの品種で、挿し木などで
繁殖が行われる、ソメイヨシノと同じようなクローン個体。

オオオニバスに混じって、池の隅で咲いている熱帯スイレンも。
他にも、ミズオジギソウや、ヌマオオバコなどを池の中に確認。

これで熱川バナナワニ園の本園(植物園)巡りは、とりあえず終了。
とくに暑い夏場は、ワニ園や分園を巡ってからだと、8号温室まで
上ってくるのが大変になってしまうので、最初に来るのが良いか。
だが、わざわざ上ってくるだけの価値は、充分にある温室だった。

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