世捨猫のマンドク生活

~ Cat's my Life ~ 未だ見ぬ何かをもとめて・・・

すみだ水族館 FILE:12 江戸リウム 前編

2020-02-08 22:43:41 | テーマパーク
すみだ水族館、8番目にして最後のエリアは、江戸リウム

ペンギンプール裏の通路から、ペンギンカフェの方まで続くこのエリアでは
様々な金魚が展示されており、その品種数も個体数も、かなりのものとなる。

エリアの説明板を、うっかり撮し忘れていたので、ペンギンカフェの近くにあった
江戸(東京)と金魚の説明と、金魚の品種改良の流れを描いた図を代わりに載せておく。
江戸と金魚
この図によると、(フナ)から変異して誕生した緋鮒(ヒブナ)を改良したものが
金魚の大本となる和金(ワキン)となって、そこから更に様々な種が作られている。

江戸リウムは、ペンギンプールの北側から東側へと展開し、上フロアから続くスロープの途中より
その曲がり角の地点へと下りていけるので、まずはこの曲がり角から北側の通路の水槽へと進もう。

展示数が多いので、とりあえず今回は、通路の中央に島展示されている6つの水槽から見てみよう。
ここの水槽は、横から覗くタイプの物と、上から見下ろすタイプの物が、交互に並べられていた。
朱文金 朱文金
こちら側の最初の水槽にいたのは、朱文金(シュブンキン)。
フナとの交配種なので体が大きいため、見応えのある種だ。

2つ目、見下ろすタイプの水槽には、出目金(デメキン)がいた。
出目金 出目金 出目金
病気で眼球が飛び出た個体から誕生したという、なんともマッドサイエンス感の漂う種。

3つ目の水槽にいたコメットは、アメリカで琉金が先祖返りしてできた種との事。
金魚は人為的に作られているため、人間が関与しなければ再びフナへと戻っていく。
コメット コメット 丹頂
4つ目の水槽にいた丹頂(タンチョウ)は、まだ小さい個体だ。
こいつは後ほど、もっと大きな個体も別に展示されている。

5つ目の水槽の和金(ワキン)は、フナ尾型で、金魚の中でも最も原始的な種となる。
そのため見た目も普通の魚に近いので、どことなく、たいやきを連想してしまう。
和金 琉金 琉金
そして最後は、琉金(リュウキン)。和金から改良された種の1つで
こいつを元に、様々な新種へと改良が施される基本的な種となる。

以上が、ペンギンプール北側の通路の中央に展示されていた、6つの種だ。

FILE:11へ戻る  すみ水目次  FILE:13へ進む


最新の画像もっと見る

コメントを投稿