渡辺哲也(一級建築士・絵画作家)「多彩画の世界」また日常のささいな事などを綴っています

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「赤ワインで描いたワイン画?」

2009年03月26日 14時18分14秒 | 「多彩画」(絵画)など
赤ワインで絵を描いてみました(笑)


ネットでワイン画と検索すると「ワインを描いた絵」の事のようで
ワインで絵を描くと言う記事がなかなか見つかりません(笑)。
ワイン染めもある事だし、まぁ色さえあれば絵は描けるので
とりあえず描いてみました。
この時期なので「桜」を淡彩風に描こうと思ったのですが、
初めて描くのだからやっぱり題材はそのものの「ワイン」に!

ワインは近くのお店で380円の赤ワインを、
紙は試し塗りをした結果今回はクレセントボードNo.310を使用。

試し塗りで解った事、
何度塗り重ねても色合いが濃くなりません。

やっぱり色合いを濃くしたい所はワインの濃度を上げる必要が
あります!
ワインを凍らす?先に水分だけを凍らせて残っている色素などを
多く含む部分を使おうとしましたが、さほど濃度があがりません。
最後はやっぱり沸かして水分をとばすことに決定です(笑)。

珈琲画と同じように濃いところは、塗ると言うより置く感じです。
 
で、すごい事がわかりました。
濃く塗ったところは、ドライヤーをあてようが何日かおこうが、
まったく乾いて固まる気配がありません!
手は紙の上へ置けない為、浮かせて描くこととなります。
教訓!これからは左上から描いていきます(笑)。

完成後はスキャナも撮りたいため、
UVグロスバーニッシュとポスターカラーの完全耐水定着液を
吹きかけ表面のみを硬化させておきました。
 
ワイン染めの場合は煮染めの後に媒染をして定着させるようです。

京友禅のブドウ染めも、年月が経つにつれて色が変化していくと言う。

「ワイン画」、じっくりと年月をかけて変化していくさまを見るのも
楽しいかもしれない。
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