渡辺哲也(一級建築士・絵画作家)「多彩画の世界」また日常のささいな事などを綴っています

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「手描きスーパーリアリズム」2

2005年10月30日 19時00分21秒 | 建築パース作品など

先般紹介した「手描きスーパーリアリズム」、WEB展投稿も済ませたのでアップしま~す!
(ギャラリーにもズームできる作品をアップしてま~す)




今回はキッチンの一部に挑戦してみました。
通常のパースの場合は、全体的に進めていくわけですが、今回の場合、空き時間の隙間を作業に当てていた為区切りのいいブロック単位で描きあげることとしました。しかしながら描き順はやはり 映りこみのある場所を最後に、逆の順番で描いていくとやりやすいですね。

ステンレスでも、トースターの鏡面とバックガードのヘアラインとでは映りこみが異なってきますし、ガラスのクリア感と陶器のしっとりとしたツヤも違ってきます。又、パンのやわらかな表現と石材トップの固いイメージでのミガキ・反射。そして、左から差し込む光の空気感。いろいろな質感を「てんこもり」によくばった作品にしてみました。

かなり誇張して表現してみたのですが。現実と比べリアル感はさて・・・・

「水彩画」

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「手描きスーパーリアリズム」2

2005年10月30日 19時00分21秒 | 「多彩画」(絵画)など
先般紹介した「手描きスーパーリアリズム」、WEB展投稿も済ませたのでアップしま~す!
(ギャラリーにもズームできる作品をアップしてま~す)




今回はキッチンの一部に挑戦してみました。
通常のパースの場合は、全体的に進めていくわけですが、今回の場合、空き時間の隙間を作業に当てていた為区切りのいいブロック単位で描きあげることとしました。しかしながら描き順はやはり 映りこみのある場所を最後に、逆の順番で描いていくとやりやすいですね。

ステンレスでも、トースターの鏡面とバックガードのヘアラインとでは映りこみが異なってきますし、ガラスのクリア感と陶器のしっとりとしたツヤも違ってきます。又、パンのやわらかな表現と石材トップの固いイメージでのミガキ・反射。そして、左から差し込む光の空気感。いろいろな質感を「てんこもり」によくばった作品にしてみました。

かなり誇張して表現してみたのですが。現実と比べリアル感はさて・・・・

「水彩画」

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今日は雨!

2005年10月29日 09時26分52秒 | その他いろいろ
ですね~!落ち着いて仕事ができそ~(笑)。


「ちょっとぱくってきました!」
娘(高3)は学校の広報委員だそうで、学校新聞(WEB)のタイトルを描いてたそうな。
こんな話は聞いた事なかったので今日はじめて学校のHPで見て知りました(笑)。
私のような凝り固まった頭ではムリだな!!
PSで描いたみたいだけど教えてもらわないといけないかな(爆)




あっ、そう言えば何日かまえ某私大の合格通知がきたのはいいが先日振り込んだ
入学金と前期授業料は痛かった~!!



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建築パース四方山話(4)

2005年10月28日 00時10分25秒 | 建築パース作品など
「前景の添景が描けない、絵になり難いパース」

既設建物の奥に増築する建物。
増築部分の説明用と全体のイメージ伝達も兼ね合わせた目的だとか。
全て新築ならアプローチ(画面左側)や正面玄関方向の(B)アングルになりそうだが。
増築部分をメインにするならやはり(ハ)アングルになるんでしょうか。
(B)では増築の雁行部分が見えにくいし説明もつき難い。
でも実際この(ハ)アングルでは手前全てが地中となり前景の添景が描けないと言う
絵になり難いロケーション。そして横長のバランスときてる!
断面パースとわりきってしまえばいいのだが?
一つ救いは建物のバックには屋根に沿って雑木林がある。スカイライン部分にこれが
あるのとないのでは雲泥の差ですね!!



10.28 8:43 追加画像
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たわいもないこと!

2005年10月27日 09時49分53秒 | その他いろいろ
家に帰ってエンジンを止めようとしたら丁度66000km.!
只今の時間0:37、外気温14.5℃。次は66666のゾロ目ねらい~

どうって事ないのですが思わずいつも持っているデジカメで撮ってしまいました(笑)。
以前の写真日記もこんなくだらない事ばっかりやってたなぁ(爆)。
ちょっと前のページを見て探してみると2004.6.25に60000km.とある。
一年四ヶ月でたった6000km.しか走ってない~!!そうだよね、最近大阪方面の打ち合わせ・
提出は全てメール&宅急便ですからね~。楽になったもんです。
家と事務所の片道500mの往復だけなんでバッテリーの電圧計が下がってくるとちょっと
ぐるぐるなんかしたりしている次第です(苦笑)。

ROADSTERの方、60000kmは2005.6.8の写真日記に掲載してますね。
次はいつになるのかな?


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建築設計四方山話(5)        

2005年10月24日 19時17分44秒 | 建築のことなど
1989年に設計担当した天王寺動物園の「レッサパンダ舎」と「オオカミ舎」です。

「レッサパンダ舎」
まだこの頃はレッサパンダも日本には少なかったですね。前の年にオーストラリアから
コアラが来て動物園側も何かあると大変なのでかなり神経をつかっていたようです。
今回、中国からレッサパンダが来ると言う事でやはり気を使ってたのが感じとれました。
建物自体はほんとに小さく寝室が5室・屋内遊び場・保冷庫(笹を保管)・管理室・倉庫・
キーパー通路・後は屋外の放飼場です。寝室は冷暖房完備で、屋外放飼場は強化ガラスに
よる柵となっています。設計もほぼ終了に差し掛かった頃ちょっとした問題が~!
外壁は割石積模様の特殊スチロール型枠をつかって割石積のイメージにしてたんですね。
すると動物園側から「レッサパンダは木登りが上手なので割石模様の目地に爪を引っ掛
けて簡単に壁を登りますよ」と!これではすぐ逃げられてしまう、あちゃ~!!
足がかりになりそうな部分から上部1Mまでの石積目地はモルタルで浅目地にしました。
何のために化粧型枠を使ったのかぁ~(爆)。

「オオカミ舎」
こちらは全長約60Mほどあります。ハイエナ・中国オオカミ・コヨーテ・ジャッカル・と
屋外の放飼場も分かれております。特徴は観覧する側はメッシュの柵や檻ではなくガラス
です。強化ガラス10mm+10mmの合わせガラスです。これは大人がバットで叩いても
割れるような代物ではありません!!またメンテ時や万が一の為にガラス柵の外側には
軽量スプリングシャッターを設けた設計となっております。設計中、動物園で事件が!!
同じような強化ガラス柵で作られてた「ヒョウ舎」の強化ガラスにひびが入ったんです。
酔っ払いが傘の先で刺すようにたたいたそうです。強化ガラスも点による衝撃は弱いんだ
と思いしらされました。ガラスメーカーも実際これにはびっくりしてましたね~!

動物舎にはいろいろな仕掛けなども面白いですが擬岩工事や壁画なども特徴の一つですね。
日本でトップクラスの○工房などの技術は凄いです。先日もたまたまTVで水族館の水槽の
中のサンゴや岩などを作ってるのを見ましたが。実はこの物件の時も大阪市営繕課の設計
担当の方も○工房が工事してくれたらなぁと言ってたくらい。幸いこの設計委託内容には
模型提出もあった為○工房に模型制作を外注し、いろいろな話を聞く事ができました。
その時聞いた話では「この物件の擬岩工事はむりだろうな?」とこぼしてました。
ちょうど大阪南港の「海遊館」の工事のラストスパートでおそらく職人が殆どいなくなる
ような事を言ってましたね。役所物件の場合は一社指定は出来ない為、特記仕様書に
うたったメーカーの中からゼネコンが選定(当然見積り額の安いメーカーになるんです
けどね)するわけですからこれも仕方ないですよね!
まだまだエピソードはいーぱいあるんですけどね(笑)、あまり詳しく書けませ~ん(爆)
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手描きスーパーリアリズム

2005年10月20日 18時31分22秒 | その他いろいろ
10月に入ってから休日や夜の仕事の合間を強引にさいて少しずつ絵を描いていました。
本来なら今日も仕事が溜まっていて大変なのですが、あと一日あれば描き上げれそう
なので仕事をおいてやってしまいました(笑)。さっき終了~!!明日から大変だぁ(爆)。
今年はWEB展の参加は無理と決め込んでいたのですが、まぁ間に合えば出させていただ
こう、無理なら単なる習作でいいやと言うくらいの気楽な気持ちでやってたんですが。

題は「手描きスーパーリアリズム」。
1960年代後半から1970初めにかけてアメリカの美術界で新たな動きが起こりはじめ
ました。そうです、スーパーリアリズムです。写真やスライドを使って精密な描写をする
事から当時はフォトリアリズムとも呼ばれてました。今のフォトリアルと言えば3Dを
駆使したものですね!そして1980年代には日本にもこのスーパーリアリズムが大ブーム
となりました。その頃の私は設計の方が主流となっていた為か絵が描きたくてたまりま
せんでした。イラストレーションの雑誌やリアル系アーチストの作品集などをよく買って
ました。チップスを見るのが好きでした。イラストを描く為にロケを組んだりスタジオ
撮影をしたり今では考えられないほどのコストの使いようです。確かに写真を見ながら
描かれてますが写真では表現できない部分や誇張するところなども多くさすがにプロの
リアル系作家が描きだす作品は写真よりも遥かにリアルです。だから写真を使わずに
イラストにするんでしょうけどね!それらを見ながらいつかは一度挑戦してみたいなぁ
と思いつついままで実現せず!
そして20年以上たってやっと挑戦(苦笑)。今回は室内パースと言うよりもやっぱり
その一角のイラストと言った感が強いのかな?
参考にした写真は小さなものだったので拡大したのですがボケてしまっていっしょ
でした(笑)。部分的に色も変えて描いたりとかしましたけど。

果たして写真よりリアルな絵になったのかなぁ?
くれぐれも期待などしないでくださいね~!!あっ、しないですよね(爆)


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建築設計四方山話(4)

2005年10月19日 00時36分28秒 | 建築のことなど
1988年に設計した大阪府貝塚市立の中学校です。
二色ノ浜の埋め立て地区に建設される新興住宅地用の学校です。
5社の指名コンペでコンペの計画から担当させていただきました。
小学校も同時コンペ(中学校とは別指名業者にて)をしておりました。
コンペ当選通知を受け、役所に呼ばれ営業の担当者と挨拶に行くと、さっそく
設計工程の話になり何時の間にか設計担当になってしまいました(笑)。
この頃の学校はまだオーソドックスの8Mグリットが基本の教室で今のような
オープンでフレキシブルに対応できるプランや構造ではありませんでした。
唯一設置したのが可動間仕切りを使った多目的ホールくらいでした。

興味深い物と言えば今回は埋め立て地と言う事での地業工事です。
30Mから40Mのボーリングを数ヶ所した結果、支持できる層がありませんでした。
12~13Mあたりの砂礫層で比較的N値が出ていたのでここの層で摩擦杭(節杭)を
採用する事になりました。400∮で節径は500∮となっております。
(ちなみに小学校の方は支持層があり支持杭を使ったようです。)

その他、不同沈下対策としてEXP.J部以外にも出来るだけフレキ管を使用したり
塩害対策ではアルミ等の皮膜厚さを一般の仕様書より厚くしたり、などなど……。

この市は工事発注の現説も設計担当者がしないといけないし、竣工後に入る
会計検査時も市の別室に呼ばれ待機しないといけなかった~!大変でした(笑)。




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みえない~!!

2005年10月18日 16時47分28秒 | その他いろいろ
いつもメールでいただく図面データはA3で出力しているのですが、今回のは文字が
見えない~!!原寸のA1(貼り合せ)にすると製図台を2台使っても今度はひろげられず
これまたいっぺんに見えない~!!
机のまわりぐちゃぐちゃ

ちなみに文字の見えない時はこんなルーペをつかってます



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建築パース四方山話(3)

2005年10月15日 00時39分28秒 | 建築パース作品など
普段8割は官庁物件の建築パースを描いているのですが、ワンルームマンション
ばかりなぜか4物件続いております。
来週からかなり物件が重なりそう

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