自分達で、設計施工する「和室リフォーム」

2017年07月20日 12時41分11秒 | 建築のことなど


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「ニコ」久しぶりに、一眼レフ撮影で~!

2017年07月07日 20時18分19秒 | 「ニコ」ちゃん日記

ほとんど最近の写真画像は、iPhoneかコンデジ撮影ですが!

この日は、自邸外装リフォームの完成撮影で一眼を使っていろいろと撮影しておりましたので、
ニコも砂利敷きの庭で、記念撮影~!!!

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「自邸27年を経て、初めての外装リフォーム」

2017年07月04日 07時47分44秒 | 建築のことなど

27年を経ての初めての外装リフォームです。

この年数だと、2~3度の塗り替えなどのリフォームをするのが
一般的ですがなんと27年後に、
ほとんどの箇所が経年劣化しておりました。
その間の共に刻んだ思い出の時と、今回の外装リフォームを
画像にまとめてみました。


まずは、27年前の「竣工写真」画像からです。


「手書き設計図面」です。
まだこの頃はCAD化が押し寄せてくる前で一部を除き
殆どの設計事務所がこのようなスタイルをとっておりました。
1991年に渡辺建築事務所を設立しましたので、まだ設計事務所勤務時代
休みの日や夜に図面を書いておりました。
さすがに今はもうこのようなアナログを見る機会はありませんね。


確認申請から工事完了までの画像です。
確認申請は自邸の場合、建築士事務所登録をしなくても建築士免許が
あれば設計者として申請が可能です。
工事監理は大阪吹田から名張へ、月2回の工程で来ておりました。



竣工後からの時を刻んだ画像です。
小さな植木も25年で大きく育ち、ケヤキなどは≒H:12mほどにもなりました。
その為、塀や土間コンまた何よりも建物本体の布基礎にまで影響がでてきました。
同じ四季を一緒に過ごしてきた樹木、伐採撤去と言う可愛そうな結果と
なりましたが、仕方の無い選択でした。




この画像が今回の外装リフォーム、「ビフォー・アフター」です。



当初からリフォーム会社さんは地元で評判の良いところで、一社指定との思いがありました。
不思議な「ご縁」もあり、今回(株)グッドサムリフォームさんへ
お願いする事となりました。
以前私が事務所として借りていた建物に、(株)グッドサムリフォーム梅が丘支店さんの
ショールームがOPENし、その引き合わせがあったのかもしれませんね。
やはり27年間の経年劣化は大きく、かなりなダメージがでております。
主なリフォーム項目は
・高圧洗浄及び、屋根、外壁などの塗装工事一式(樋なども含む)
・外壁モルタル浮き部分の左官塗り替え&補修
・シーリング
・ベランダの塗膜防水
・外構周りの高圧洗浄
・その他付帯工事(一部エアコンカバー取り付け、一部カーポート屋根張替えなど)



いよいよ、外装リフォームの開始です。


くさび緊結式足場です。
文字通り、足場の緊結部分にクサビを用いて組み立てる足場で、
通常「ビケ足場」と言われているものです。
低層建築物の工事では一番よく採用されているものです。




左官工事です。
外壁モルタル浮きは当初の目視では判り難い項目でしたが、
実際にチェックして頂きながらの工程で進めて頂く事に。
外壁モルタル浮き範囲の広い部分や浮き寸法が大きなところ、
そして過去漏水した箇所はラスモルタルをカットして剥がし、
再度新たにフェルト+ラス+モルタル塗り(2回)の全てを。
またモルタルの浮きが部分的な箇所はビスで押さえる工法で施工して頂きました。




シーリング工事です。
新たにフェルト+ラス+モルタル塗りを施工した部分がある事で、
高圧洗浄より先にシーリング工事をして頂きました。
シーラー→養生→ウレタンシール(ノンブリード)の順番です。
ノンブリードとはブリード物を析出させないタイプで、
塗装を前提にした施工に適しているタイプです。
また今回使用のシールは低モジュラスで弾性復元力に優れているため、
被着体の振動伸縮に無理なく追随します。



引き続き残りの箇所のシーリング工事の予定でしたが、
明日天気が崩れる予想が出ていた為、急遽、
新規左官部分の下塗り工程に切り替えてくれました。
これで雨が降っても大丈夫です。

一回目シーラーは硬化剤で、浸透・固着性が高く下地の補強効果に優れています。
また旧塗膜との密着性にも優れています。
乾燥後に、下地塗りと言う二回工程にして頂きました。
翌日は雨、さすがに工程もプロの仕事です。

そしてその後、梅雨入りしました。
工期も少し延びそうです、
またご近所さんからも「何色になるのですか?」と聞かれたりもしますので、
ご案内看板をフェンスに取り付けました♪

シーリング工事の再開です。
残りの外壁目地、そして過去漏水部分のあったガラスブロック周りや出窓部分などです。
そして、サッシの天端部分や、屋根水切り金物と外壁との取り合い部分、
またベランダ周りもしっかりシーリングを施して頂きました。

高圧洗浄です。
27年間の汚れは凄まじく、劣化なども否めませんでした。
屋根周りは圧をかけて洗浄しておりますが、
外壁やベランダ床などはちょっと心配なので汚れを落とす程度です。


塗装工事に入る前の、養生です。

いよいよ塗装工事です。
主な塗装仕様は、
・外壁はエスケープレミアムシリコン
・屋根はクールタイトSi
・ベランダはタケシール1液防水材 
です。
一般的に外壁塗料ランクと言えば、
アクリル→ウレタン→シリコン→フッソとランクアップしていきます。
今回使用のエスケープレミアムシリコンはシリコンとフッソの中間とも言え、
ラジカルとも呼ばれています。
このラジカルの特徴は、価格はシリコンに近く性能はフッソに近い
良いとこどりの最新塗料とも言えます。
そもそも、「ラジカル」とは、酸素や紫外線、水などが顔料に接触する事で生まれる
劣化因子の事を指します。
そんなラジカルに目を向け、ラジカルを発生させない事にとことんこだわって
作られた塗料がラジカル塗料です。
まだ国内最大手の2社(エスケー化研、日本ペイント)からの2種類のみです。
メーカーの一押し塗料とあって伸び率も大きく、期待されているこの塗料材を選択しました。
屋根のクールタイトSiは文字通り、屋根用の遮熱塗料です。
ウレタン、シリコン、フッソ系とありますが、シリコン系を選択しました。
ベランダ床防水は、3方壁に囲まれ屋根もありますのでダメージは少なく、
亀裂はありますがモルタルの浮きや防水層が切れている可能性も無いと思われ、
竹林化学工業の塗幕防水、タケシール1液防水材を選択しました。

外壁塗装工事スタート。
①まずは下塗りです。
一液水性微弾性サーフェーサーで、可とう形改修塗材です。
1つの材料で下地調整、下塗り、中塗りの機能を備えており、
また旧塗膜表面の微細なひび割れ、巣穴などを1回塗りでカバーでき、
良好な仕上り感が得られる塗材です。
いったん、外壁は全て白くなります。
②新規左官塗りモルタル刷毛引き部分に、
既設吹付けタイルヘッドカットに合わせ模様吹きです。
タイルガンで玉吹き後、ローラーで押さえてヘッドカットします。
③プレミアムシリコンの中塗りです。
色番号は、414と402の二色分けです。
④プレミアムシリコンの上塗りで、計3回塗りです。
さすがに、超微粒エマルジョンからなる滑らかな塗膜は従来の水性塗料と比べ、
艶が抜群に高い仕上がりです。
半艶、3分艶も出来、メーカーは性能に変わりが無い様に言っていますが?
本来、艶有りの仕様に艶を抑える材料を混ぜるので、性能は落ちると思うが。
また特に劣化や汚れに強い塗料とうたっているので、当然、標準仕様の艶有りを選択。

屋根塗装工事です。
既にカラーベストの防水性も無い為、クールタイト下地はメーカー仕様より
硬化性のすぐれた溶剤系の下塗り材を使って頂きました。
この劣化ばかりは各現場によって異なる為、さすがにプロの見立てです。
シリコンはやはり、艶の高い仕上がりです。
雨水が水玉となって流れていきます。
そして屋根材カラーベスト、通常新築の場合は関係ありませんが、
塗り替えの場合は「縁切り」が必要となります。
カラーベストの重なり部分には、雨が降った時に屋根の内部に雨水が溜まらず
流れ出るような構造になっています。
塗料が埋まって隙間を塞ぐことで、さまざまなリスクをもたらしてしまいます。
そのため、塗料が埋まった部分を専用の道具で隙間を元に戻す作業が必要になり、
これを「縁切り」と言っています。
最近はタスペーサーと言う隙間に挟み込む金具もありますが、
今回は一枚一枚、専用道具で縁切りして隙間をとって頂きました。


その他の付帯塗装です。
・破風鼻隠しは屋根と同材同色の103です。
・軒樋は破風鼻隠しに合わせて、また縦樋は外壁基準色414に合わせました。
・アルミ出窓サッシの屋根部分の塗幕劣化が激しいので塗って頂く事に、
 あえてサッシ色の白ではなく、屋根と同材同色103でアクセントをとってみました。
・ポーチ天井の木ピーリングは、木材保護塗料のキシラデコール塗りです。



ベランダ塗幕防水工事です。
タケシールは、1液湿気硬化型無溶剤ウレタン防水材です。
シーラー、中塗り、上塗り、です。
中塗りはクラック等に追従できるようにやや薄めで溶き、上塗りを厚く塗ります。
仕上がりは高い光沢性があり水をはじいています。


足場解体後、最終の塗装工事細部調整と外構周りの高圧洗浄、清掃を終え工事を完了しました。

「今回の外装リフォームを終えて」
グッドサムプロ集団皆さんのおかげで、新しい姿になってよみがえってきました。
また工事中には、その分野の職人さんのプロ魂をみせて頂き、熟練された匠の技に
感動を覚えました。
ほんとうにありがとうございました、感謝申し上げます。


今回の工事工程をまとめてみました。
乾燥期間が必要だったり、梅雨入りしたり、当初の工期より長くなりましたが、
あせらずきっちりと施工して頂きました。




「番外編」です。
これは、自分たちで出来る事(笑)をやってきた記録です。
・布基礎の補修
 ケヤキ大木(h:12m)の根が布基礎の下に入り込み(既に伐採)、一部クラックが入った場所です。
 ドライモルタル約25kgを打ち込み、またクラック部分も埋めました。
・カーポート、高圧洗浄
 お隣さんへのご迷惑を最小限にしたい為、あえて雨の日に合羽を着て(笑)高圧洗浄しました。
・郵便受けの塗装
 ステンレス以外の部分が劣化しておりました。
 サンダーをかけて、養生して缶スプレー(シリコン系)で塗装しました。
 色が数種類しかなかったので、仕方なくこのような色に。
・アルミ門扉の部分塗装 
 アルミ以外の樹脂部分の色はげや取っ手部分の傷などによる塗装はげなどを塗装しました。
 なんと15年ほど前の塗料缶ミルキーホワイト色を倉庫で見つけ、まだ使えたので塗ってみると、
 見分けがつかないほどの同色でした。
 また以前貼っていたシール跡が取れなっかので新しくステッカーも作って貼ってみました。
・正面庭部分の土だったところですが、雨で水溜りができたり土がはねて汚れたり
 していましたので防草シートを敷き、川砂利を敷き詰めました。
 その量はここだけで、何と20kg×約20袋の総重量≒400kgです。
 ホームセンターで車を借りましたが、大変な重労働となりました。
 また植栽などの縁石の変わりに、コンクリートサイコロで縁をとってみました。
・アプローチ床塗装
 土間コン+モルタル刷毛引き仕様でしたが、こちらもケヤキ大木の根が入り込んでいた為、
 クラック等が入っておりました。
 クラック部分をモルタル補修してからの塗装です。
 塗料はコンクリート床用の水性です、ただ下塗りシーラーは溶剤系(油性)の強力タイプにしました。
 中塗り上塗りには防滑材を入れ、滑りにくい少しザラついた仕上げにしました。




この度は、いろいろとお世話にありがとうございました。
この一ヶ月あまりは、とてもワクワクな日々で、本当に楽しい時でした。
長年、建築関係の仕事をしておりますが、貴重な経験となりました。

今後共、宜しくお願い申し上げます!

 

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