渡辺哲也(一級建築士・絵画作家)「多彩画の世界」また日常のささいな事などを綴っています

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「あのころ (Twenty)」グリザイユ描法で描く アクリル画

2021年04月24日 16時44分39秒 | 「多彩画」(絵画)など

「あのころ (Twenty)」
Acrylic painting(アクリル画)2021.4.
グリザイユ描法で人物画(F4号333×242mm)を描くです。

モデルを雇える訳もなく、十分な撮影機材もありません。
となれば、家族を描くしかありません(笑)。
「あのころ」シリーズで、昔の写真から!
以前「娘11か月」の透明水彩画を描きましたが、今回は妻のアクリル画です。
もう遠い昔〇〇年前、20歳成人式の時の写真館で撮影したプリントからです。
キャビネ(2L)サイズの小さなものです。
表面には細かい凹凸がある指紋が付きにくい仕様となっております。
まず、小さなプリントなので、スキャナで撮ってみます。
絵画同寸程度に拡大した画像をプリントしてみましたが、ボケもあり、表面凹凸の細かなテクスチャーまで拾ってしまいます。
解像度を上げ、アンシャープマスクやモアレ除去などにもチェックをいれ、ある程度のデータ化ができました。
 
支持材は木パネルにジェッソ塗り水研ぎ仕上げ、描画材はアクリル絵の具(一部ミクストメディア)。
グリザイユで白黒下描き後、固有色の着色です。
仕上げはクリスタルバーニッシュ(アクリル系ニス)です。

画風は肖像画イメージに仕上げてみました!

さて、次の「あのころ」シリーズは何にしようかな・・・・・?

#アクリル画







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『季刊ひょうご経済』へ執筆!

2021年04月23日 08時32分11秒 | その他いろいろ























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「素彩画」イカ墨でイカを描く 

2021年04月21日 12時20分46秒 | 「多彩画」(絵画)など

「素彩画」イカ墨でイカを描く 渡辺哲也

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グリザイユ描法で描くアクリル画(2020)

2021年04月15日 12時42分39秒 | 「多彩画」(絵画)など

「プロセス&ディテール」シリーズ、Part89
ディテールのスケールを100円玉と比較するシリーズ、第89弾!
あの「夏の日」
グリザイユ描法で描くアクリル画(2020)












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「プロセス&ディテール」シリーズ、Part88(アクリル画)

2021年04月12日 11時11分43秒 | 「多彩画」(絵画)など
「プロセス&ディテール」シリーズ、Part88
ディテールのスケールを100円玉と比較するシリーズ、第88弾!
「NICO165days」クレセントボードNo.310にアクリル絵の具。
サイズは250×250mmの小作です!
描画材は、ホルベインのアクリリックカラーで、メディウムなどを使いながら描いてます。




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手術も無事終わり、先日退院いたしました。

2021年04月09日 12時11分10秒 | その他いろいろ
手術も無事終わり、先日(4/8)退院いたしました。
[ 本文と画像は関係ありません ]


結論からとなりますが、ロボット支援(ダヴィンチ)による、がん全摘出術を行ってきました。
昨年末からのSNS新規投稿も休んでいたのもその為で不義理を理致しました
術後も良好で、多少の不便はあるものの、リハビリをしながら日常生活&仕事も通常業務に戻って行く予定です。今後は、定期的且つ長期な検診による経過観察になりそうです。一日も早く完全復帰する所存です。
取り急ぎ、ご報告まで。

以下は自身の経過を記録として残したもので、飛ばしていただいて結構です。
20200918:掛かりつけの主治医のいるUクリニックにて定期的な総合血液検査を受ける。一項目の数値が基準値より少し高い。念の為、地元のO総合病院の紹介をしてもらった。ここのUクリニックでは、過去にも他でちょっと気になった事があると、相談〜市民病院などを紹介してもらって、安心を得ていた。今回はこの始まりのスピード感が良い結果に繋がったのだと思う。
20200925:O総合病院へ。紹介状と血液検査表を持って、初診を受ける。初診は、問診、検尿、エコー、直診のみ。次回のM R I撮影の予約をとる。
20201022:O総合病院にてMRI撮影をする。次回は基準値より高かった血液検査の予約をとる。
20201027:O総合病院にて血液検査を行う。2時間後の結果待ちだ。今までの検査、問診、検尿、エコー、直診、MRIと特に問題は無かったが、血液検査数値のみがやはりクリニックで検査した数値とほぼ同じで基準値より少し高い結果だった。これ以上の検査を検査入院で行うか否かを問われる。この数値でのがんの確率はどの程度か聞いてみると、検査をしてみないと全くわからないとの事。統計結果では3割位だそうだと言っていた。検査入院の期間を聞いてみると2泊3日との事で、直ぐに申し込んだ。これは生検と言い、針状の物で細胞摂取するものだ。その日、検査入院の為の検査を行った。検査項目は、採血、レントゲン(胸、腹)、H IV、心電図など。
29201111〜13:O総合病院にて生検による検査入院。11/11入院。11/12針生検。11/13退院。
仮にがんが見つかったとした場合の話も家内とはした。その場合は治療(放射線治療など)ではなく、ロボット支援(ダヴィンチ)による全摘出手術に決めていた。
20201120:O総合病院での再診。実はこの日が検査結果日とは聞いていなかったのである。最初の一言目で「先日の生検の結果、がん細胞が見つかりました」とあっさりと告知。12ヶ所細胞摂取のうち、2箇所からがん細胞が見つかる。悪性度の数値は真ん中の「中」。この生検も実施した事で早期発見ができよかったと思う。今後の希望を聞かれたたので、ダヴィンチによる全摘出術をお願いした。実はO総合病院では従来の開腹しかできない為、3ヶ所の病院が紹介できるので、交通の弁で選択検討すればとアドバイスをもらう。方針が決まったのでがんの転移がないかどうかの検査をしていく。この日O総合病院でCT撮影を行う(MRIは既に終わっているので)。骨の方は又専門の病院の紹介状をもらって行く事に。
20201123〜24:連休を利用して、各病院まで車で走ってシミュレーションをしてみた。距離時間とも一番近い「奈良医大」にする事にした。片道約1時間程度。
20201201:紹介状を持って、天理のT病院へ骨シンチグラフィーを受けに行く。骨シンチグラフィーとは骨にがんが転移しているかどうかを、放射線を発する物質によって全身にわたって調べる検査。放射線発生物質を静脈注射して約3時間後に撮影なので、もう一日がかり。特別な物質である事の説明があり、同意書ももちろん必要だった。
20201211:O総合病院、内臓や骨とも転移は見られないとの説明を受ける。奈良医大への紹介状と共に、今迄のデータ(MRI.CT.骨シンチ)と生検プレパラート(原物で要返却)を貰う。これでO総合病院は最後である(実際は生検プレパラートを返却に行ったが)。
20201221:奈良医大、初診を受ける。・血液検査・問診票、アンケート、同意書・直診・その他。MRI.CT.骨シンチデータと生検プレパラートは違う目で見る事も必要なので次回までに見ておくとの事。ダヴィンチによる手術前検査でまだ必要な、眼科(緑内障)と頭部MRI(動脈瘤等)があり予約を入れて貰う。緑内障や動脈瘤があると、ダヴィンチはできないらしい。
20210105:奈良医大、生検、MR I、CT、骨シンチとも同じ見解との事。眼科での緑内障検査、異常なし。入退院支援センターにて説明を聞く。この日に入院の申し込みをする。入院日手術日は1週間ほどで確定するので、決まり次第電話連絡をお願いした。
20210112:奈良医大から電話連絡あり。3/31入院4/1手術に決定。2ヶ月半余りの手術待ち期間だ。
20210118:奈良医大、手術の為の検査等を行う・頭部MRI・採血採尿・一般放射線撮影・心電図検査・呼吸機能検査・周術期〜入退院支援センターなど、ここで新たな検査が必要になった。睡眠時無呼吸症候群がないかどうかである。その為、呼吸器内科の予約をとる。
20210121:奈良医大呼吸器内科での診察。口を大きく開けて舌を出したり声を出したり、目視で気道をみているようだ。明朝返却であれば、簡易PSG機器が借用可能との事。早速借りて今晩から朝までを計る事に。この機器はベルト付き本体から鼻の穴に差し込むチューブと指に挟んで血中酸素を計るものが付いていて、装着した後、寝る時のボタンと起きた時のボタン操作だけだ。眠りの深さの曲線が時間の流れに沿って上下している。呼吸が止まった時刻やその長さも計測し、血中酸素の状態もでる。○/hの数値で状態をみるようだ(20210122機器を返却)。
20210201:奈良医大、呼吸器内科にて簡易PSGの結果を聞く。多少の無呼吸はあるものの、精密検査の必要もなく、全身麻酔手術にも問題ないとの事。
20210305:Uクリニック、主治医に経過報告及び今後予定を報告。
20210331:奈良医大、朝一で入院。この日は受付、説明、同意書などだけで、通常の食事や入浴。
20210401奈良医大、9:00から手術。8:50に手術室に歩いて行く。全身麻酔準備、点滴開始後、数十秒?程で意識がなくなる。手術が終わって家内が呼ばれ説明を受けたのが13:25だそうだ。13:45病室で家内と面会、右手にナースコール左手に痛み止めのボタン、何となくぼんやりと覚えている。その後には完全に意識が戻る。この日は起き上がり禁止、寝返り程度。
20210402:奈良医大、術後1日目・採血・胸部腹部のレントゲン。水分のみ摂取可能、食事不可。歩行練習。
20210403〜06:奈良医大、食事も粥から普通食へと変わっていく。点滴もある時期で終わり。痛み止めも点滴で行っていたが、点滴終了後は錠剤に変わる。腹筋を使うとかなり痛い。ダヴィンチとは言え腹部に6箇所も穴を開けたのだから。ロボットのアームは4本なので、後の2箇所の穴は助手用だと思う。リハビリも歩きから徐々に色々な運動が入っていく。勿論毎日何度かの体温測定や血圧測定があり、定期的に血液検査もある。
20210407:奈良医大、本日夕方に術部の造影検査。これで問題が無ければ、明日退院となる。実は手術日が、火曜水曜木曜と決まっている。そして造影検査日も水曜と決まっている。私の場合、術後6日目に造影検査があるのは術日が木曜日だったから一番最速日となる。火曜手術であれば、術後8日目となるわけだ。造影検査結果も問題なく、明日退院となる。
20210408:奈良医大、退院。病室の退室時間は10時までだ。家内が9時迎えに来る。会計を済ませ入院生活は終わる。次回の外来診察は4/27の予定表を貰う。その後は、定期的に診て貰う事となる予定。

この手術に向けて並行にスケジュール調整したのが、仕事と体調管理と絵画だ。1/12に入院日(3/31)が決まったので、2月末までは通常通りの仕事を行う事に。2〜3月になる案件は、友人仲間にやって貰ったり、知り合いを紹介させて貰う事で対応が出来た。3月に仕事をしてもよかったのだが、肉体精神ともに万全な状態で手術に望みたかったからだ。3月からの運動は余り無理をしない程度の体力作り。1日おきに早朝ノルディックウォーキングを8〜10km、時間にして1.5〜2時間。アルコールも禁酒(断酒は多分無理)。18歳から四十数年間、殆ど毎日のように呑んでいたので、ここまで長い禁酒は初めてである。仕事でストレスがかからないように3月新規案件は理由をわかって頂き全てキャンセル。精神的に適度な緊張感や思考が楽しめるのは、やっぱり絵画だ。昨年末から描きたいものをイメージしていた。1月に手術日が決定したので早速画材を注文。F50(1167×910)サイズ。どうせ描くなら、今迄使った事がない描画材か?、描いた事のある描画材でも使った事がない支持材で仕上げも工夫を入れるか?。結局、後者で進める事に、2月一杯までは仕事をしながら支持材作りや下描きまで。3月から本番スタート、入院までに仕上げると言うスケジュール目的で、あえてリミットを作った。題材やテクニックは大した事はないのだが、大きいので中々進まない。入院3日前に仕上げまで終了出来た。無事退院できたので、これから額を選ぶ予定だ。公私共まだまだこれからだと、今日改めて自分に「喝」をいれた。
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