渡辺哲也(一級建築士・絵画作家)「多彩画の世界」また日常のささいな事などを綴っています

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たまねぎ絵の具で描いた たまねぎ

2009年12月23日 16時37分36秒 | 「多彩画」(絵画)など
「素材で作品に命を吹き込む」素材画シリーズ(笑)、
今度はたまねぎ絵の具での「たまねぎ」です!

  
  「アルシュ紙にたまねぎ絵の具」

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それでは今回の HOW TO DRAW です。
玉ねぎの皮と言えば、「草木染め」の定番の一つ。
よく色がでるので絵の具作りは比較的簡単です。
描く少し前からたまねぎの皮を集めておきました(笑)。
いつものようにボールに入れ煮出します。
ある程度色が出たら別の容器にとり、再度新たに煮出し、二度採りをしました。
冷えると皮に色が戻ってしまうので、すぐにガーゼで濾します。

煮出した染料液、濃度を上げる為さらに加熱し水分を飛ばしていきます。
媒染剤にミョウバンと木酢酸鉄を使い、今回作った「たまねぎ絵の具」は
この4色。
混ぜ具合によっていろんな色がだせるので、これでも十分です!

アルシュ紙を水張りをすると、他の水彩紙にはない独特の香りがします。
なんともいいもんです!
初めての絵の具(笑)の場合は別の紙にちょっと感触を試してみます。
5分もすればだいたいコツがつかめます、いろいろな画材を使っていると
何の画材に近いかがわかります。
たまねぎ絵の具は乾くとある程度耐水性があります。
水彩絵の具のように塗った後洗い流すテクニックは難しくなりますが、
下の絵の具が溶け出し難いので重ね塗りは楽です。
そのあたりは水彩絵の具よりアクリル絵の具に近い感じです!
特に媒染剤に木酢酸鉄を混ぜた絵の具は、乾いてくると皿の中の絵の具表面に
幕がはって解けなくなります、これはまるでアクリル絵の具のようです(笑)。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2016-02-12 20:22:59
こんばんは。
平戸の田中です。
先日からご相談にのっていただきありがとうございました(>_
返信する
田中さん (watanabe)
2016-02-13 09:49:34
おはようございます!
とても、嬉しかったです(^^♪
今後共、よろしくお願い致しますね!!!
返信する

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