金 亨培
去る2010年2月24日に早稲田韓国校友奨学財団による奨学生の証授与式に出席してまいりました。ウリ稲門会からは文一陳会長、梁徳守副会長と私の計3名で来賓(オブザーバー)としての参加でした。
会場はリーガロイヤルホテル東京のサファイヤ・ホール、午後7時からの開始でした。
早稲田韓国校友奨学財団は、�早稲田大学に留学中の韓国人学生に対する奨学金支給事業と�早稲田大学への施設支援事業とを事業目的として、早稲田大学韓国同窓会(校友会)を母体として2004年に設立され、これまでに109名が奨学生として採用されているとのことでした。
当日は、同財団から常任理事の李賢儀・早稲田大学韓国校友会常任副会長、早稲田大学からは、福田秋秀・校友会代表幹事、島田陽一学生部長(奨学生審査委員長)のほか大学側事務局関係者5名が出席しました。2009年度採用された奨学生は、大学院生7名、学部生14名の合計21名が正装して授与式に臨んでいました。
なお、同財団の奨学金には、とくに早稲田大学韓国校友会会長である趙錫来氏がCEOを務められている暁星グループの寄付からなる奨学金制度も含まれており、併せての授与式となりました。
もとより、ウリ稲門会が直接的にも間接的にも寄与している事業でもないこともあって、事前に用意された会場最前列の、奨学生を眼前にして授与者側の来賓席に着席した私などは、何とも落ち着かない気分でした。
印象的だったのは、緊張した面持ちの留学生たちの様子でした。一見すれば日本人学生と区別がつかない世代の若者たちなのですが、その真摯な表情と輝いている視線とが、今でも私の目に焼きついています。
懇親会の場では、最近の韓国のスポーツ、ビジネスの世界での大躍進が話題となり、「草食系」となったと言われる日本の若者とは一味違うかもしれないなと感じました。
終了予定時刻の9時を過ぎても、李賢儀常任理事が奨学生全員をテーブルに集め、熱心に「訓話」されていたことも印象に残りました。
留学生たちは、ちょうど私の娘とも同世代なので何とも微笑ましく、早稲田に連なる在日同胞学生のみならず、この日本で多くの日本人たちとも出会い、これからのアジア、世界できっと大きな活躍をされていくのだろうなとの確信を胸に、三人で会場を後にしました。はからずも、かけがえのない時間を学生たちと共有でき、本当に感謝です。
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生まれて 初めて同性同名の方を発見し、ついコメントしました。
どうも失礼しました。
当ブログをご訪問いただき、ありがとうございます。「あの梁さんがパソコンを開いてコメントしてる!!!??」と少しビックリしてクリックしたら。。。。
当会の梁徳守さんご本人が御コメントに気づいていらっしゃるかどうかは不明ですが、成り代わって御礼申し上げます(笑)。
当会の梁さんはたしか“殆ど横浜”の東京に住んでおられるはずです。是非この“横浜の梁徳守さん”のことは知らせておこうと思う次第です!