早稲田大学ウリ稲門会

在日コリアンOB・OGのためのオフィシャルブログ

東北地方太平洋沖地震 義援金 ご協力のお願い

2011-03-17 19:06:25 | 会長のご挨拶

東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様そのご家族の方々に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。

今回の大地震は、通常人の月並みな想像力を遥かに凌駕する被害を惹起しました。
目下のところ当会諸学兄から、塗炭の苦しみ・悲しみに打ちひしがれている多くの方々のために、当稲門会でも何かできることはないのか、という声も多く寄せらています。時代こそやや異なれど私たちは“塗炭の苦しみ”の意味を、各人のDNAに、各人のアボジ・オモニのDNAに、実存的にメモリーしているはずではないか、という声だと思います。

そこで当ウリ稲門会は全会員一丸となって、微力であっても最大限の支援を行うべきと考えております。
つきましては、早稲田大学校友会が近々にも募集を始めるであろう義援金募集に、可能な限り積極的に応じることとしたいと思います。
諸会員におかれましては既に個人として何らかの形で支援を行っておられる方も多いと思いますが、当稲門会での厚志の義援金にもご協力賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

危機的災害時にあってはすべての隣人が「同胞」であり民族・人種等の区分けに何らの意味も持ちえないこと、論を待ちません。また危機的状況下では「善意」は急いで「形」にしなければその価値は下がります。

このような趣旨にご賛同いただける全ての当会会員にご協力をお願いする次第です。

住所等を把握している全会員に宛てて、追って同趣旨のハガキを発送させていただきますが、取り急ぎご協力のお願いを当ウェッブにてお知らせさせていただいております。
              <記>

●義援金=1口5千円、1口以上

●振込み口座=郵便振替口座「00170-5-37085」
  (早稲田大学ウリ稲門会の年会費振込先と同様の口座ですが、お振込み時「災害義援金」等の文言をご記入ください。)

●早稲田大学校友会を経由して被災地・被災者へ
 (なお、大学当局が具体的に何処にどのように義援金を活かすか、どの程度迅速に募集を開始するかについては本日現在では発表がありません。仮にもそのような募集が行われない、或いは迅速には行われる様子が無いという場合には「日本赤十字社」への寄付もあり得ると、考えております。いずれにせよ経緯については逐一ウェッブ上等にてご報告いたします。)

●当義援金の集計結果等の当会監査役らによるご報告は遅くとも5月中には、当ウェッブ或いは郵便にて公表ないし連絡いたします。

                      (会長以下、幹事団)

《補追》3月29日午後11:05更新
●上記の<記>中の「なお、大学当局が具体的に何処にどのように義援金を活かすか、どの程度迅速に募集を開始するかについては本日現在では発表がありません。」については3月23日の大学当局からの発表で進展がありました。
http://www.waseda.jp/jp/news10/110323_do.html
「早稲田大学校友会では、被災された学生および校友の支援を目的に「早稲田大学東北地方太平洋沖地震救援金」をお受けいたします。」というものです。
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●上記の<記>中の「義援金=1口5千円、1口以上」は、これを「上限・下限ともに制限なし」に訂正致します。厚誼の義援金という性質上、制限は“余計”だという観点に思い至ったからです。
以上謹んで訂正申し上げます。