好天に恵まれ、10月末とは思えぬ、暑い日差し。30年ぶりの神宮球場だった。
生まれてこの方、球場で野球を観戦するのは、在校時に一回、社会人になってから、NYのヤンキースタジアムで一回、今回が三回目の球場観戦だった。
残念ながら、当会の若手会員の参加は乏しく、会長はじめ、ロートル中心の9名の観戦となった。
私としては、普段は決して野球には関心のない人間だったが、「ハンカチ王子」こと齊藤君を数mの至近距離で接してTV観戦にはない新鮮さを感じた。
特に、開戦前の早慶相互の応援合戦は一見の価値有り。
大昔の「水原りんご事件」の殺伐さはそこにはなく、友好ムード一色であった。
今となっては、「金持ちケンカせず」というところか。
午後1時、いよいよ試合開始だ。先発投手は勿論、齊藤君。
ところが、素人の私の目にも齊藤投手のピッチングに精彩さが欠けている。
何かがおかしい・・・。
力投したかと思うと、コントロールに欠ける。コンロールを優先すると、球威に欠ける。
嫌な予感が応援席にただよう。
4回、その不安が現実のものとなった。慶応に先制点をとられ一気に3点を失う。
果たして、齊藤君は降板。
その後、次々に投手を交代するも、流れは変わらず、終わってみれば11-2の大敗北。
これで、母校早稲田は優勝するには今後一敗もできず、負ければ明治の優勝が決定する。
「試合は残念な結果だったが、素晴らしい天候のなかで、校歌を歌い、楽しかった」
これが、会員参加者全員の感想だった。
次回は、今日は参加できなかった新人達と共に、再び母校の健闘を応援したいものである。 (河 相淳)
最新の画像[もっと見る]
- 春に母校で思う/早稲田雑感 6年前
- 春の懇親会」会長挨拶 2018.3.24 6年前
- 2018年度 ウリ稲門会「春の懇親会」開催! 6年前
- 第2回在日早慶OB・OG親善ゴルフ大会 8年前
- 拡大幹事会、忘年会及び奨学生証授与式 8年前
- 関西支部 近況 8年前
- 2016年納涼会・奨学生証授与式 8年前
- 2015年納涼会のご報告 8年前
- 故沈廣燮顧問 在りし日のお姿 9年前
- 定期総会 金君夫会長挨拶 9年前