日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

石山寺

2020-05-19 07:00:00 | 国内旅行

紫式部が「源氏物語」を執筆した伝説が残されている石山寺は、琵琶湖の南端から唯一流れ出る瀬田川のほとりにある。

大きな硅灰石の上に建てられていて、お寺の名前もそれが由来らしい。

花の寺としても知られており、四季折々の花が見られ、季節感が味わえる。

 

[東大門]

 

[参道]

 

広い境内には懸造りとなっている本堂があり、ここに安置されている如意輪観音菩薩は安産、福徳、縁結びの神様と言われている。

本堂の他にも伽藍や建築物がたくさんあり、特に名前の由来になった硅灰石の巨岩(石灰岩が地中から突出した花崗岩と接触した時の熱作用のために変質したもので、天然記念物になっている)、源頼朝が寄進した日本最古の多宝塔などは一見の価値があると思う。

広い境内はアップダウンも多く、ちょっとしたハイキング気分で回ると良いかもしれない。

 

[瀬田川沿いにあった石碑]

 

石山寺のスケールの大きさを見ると、時の権力、資金力の大きさに驚くとともに、歴史の深さを感じることができると思う。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする