「仙人が花に酔ってしまうほど美しい峡谷」ということからその名が付いたとされる仙酔峡は、阿蘇中岳と高岳の北側の麓に位置している。
初夏には溶岩むき出しの谷に自生するピンクのミヤマキリシマが花を咲かせ、その数は5万本にもなる。
この谷は阿蘇山の爆発時に溶岩流が造り出したものだと言われていて、遊歩道も整備されて、中岳火口の険しい岩場を眺めながらのハイキングも楽しめる。
ある年の5月26日の様子、天気がイマイチだった、青空に映えるミヤマキリシマが見たかったのに。
それでも花は満開になっていた。