日本最古の温泉と言われている道後温泉に行ってみた。
近くのホテルに宿を取ったため、毎朝6時に開館を告げる太鼓を鳴らす音も聞こえた。
この太鼓は「刻太鼓(ときだいこ)」と呼ばれ、明治時代からずっと1日3回、6時、12時、18時に鳴らしているらしい。
朝早くと夕方は混んでいると聞いたので、付近を歩いてからお昼頃ゆっくりと行ってみた。
写真でよく見る「道後温泉本館」は入り口からしてどっしりとしていた。
建設された当時は本館に向かって左側(北側)が正面玄関だったらしい。
利用するには、ただお風呂に入るだけのプラン、個室で休むプランなど、4種類のプランがあり、各プランの入浴券を買うことになっている。
今回はお風呂の利用だけの「神の湯 階下」プランを選んだ。
女性用の神の湯は1ヶ所だけだが、男性用は東と西の2ヶ所あるらしい。
大きな浴槽は深めで、ゆったりと入れるようになっていたのだが、混んでいたためちょっと無理だった。
泉質はアルカリ性単純温泉で加温・加水されていないが適温だった。
翌日までも肌のツルツル感が残っているような感じがした。
ここのお風呂自体は混んでいる銭湯のような感じだったのであまり感動はなかったが、建物のほうが素晴らしく、印象に残っている。
本館北側にある「玉の石」は道後温泉の湯をかけながら願いを込めると、神様に通じると言われている。
道後温泉本館100周年を記念して作られた坊っちゃんカラクリ時計。
道後温泉駅前の放生園にある。
※ 現在は保存修理工事中で、2024年までかかるらしいが、営業は続けているようだ。