京都へは何度も行っているが、駅から南の方向へはあまり足を運んでなかったので、伏見稲荷大社、平等院へ行ってみた。
伏見稲荷大社は千本鳥居で外国人観光客に有名になった場所。
JRを使ったので、駅を降りたらすぐ参道になっていた。
思っていた通り人の多さに辟易しながらも、人混みに流されるように進み、本殿を参拝してすぐに千本鳥居へ向かった。
よく見る写真の風景そのままで圧巻だったが、何となく幻想的な感じもした。
この先もずっと鳥居が続き、ガイドブックには4時間くらいの山登りになるのでそれなりの服装と靴が必要と書いてあったので、行くのを諦めた。
次は平等院。
再びJRに乗り宇治駅へ。
お茶の産地だけあって周辺にはお茶関係のお店が並んでいる。
15分くらい歩き宇治川にかかる橋のたもとには「紫式部」の石像があった。
源氏物語の宇治十帖の舞台になった地だからなのだと思うが、とってつけたような気がしないでもなかった。
すぐそばの参道を平等院に進んだ。
鳳凰堂は予想以上に立派な建物で、景観も素晴らしかった。
極楽浄土の宮殿をモデルにしたらしいが、他に類を見ない建物だと思った。
水面に反射した鳳凰堂の姿がとてもきれいで、全体の姿をずっと見ていると、ちょっと大げさかもしれないが、心が洗われるような気もした。
平等院は有名な鳳凰堂だけでなく、それ以外にも見どころはたくさんあった。
京都観光と言えば市内のお寺巡りがほとんどだと思う。
でも、南部の方には藤原氏全盛時代の建築物や数多くの寺社もあるので、こちらもお勧めかもしれない。