[ビスカヤ橋]
バスク地方はスペインとフランスの国境に走るピレネー山脈の西側にある地方で、独特の文化と言語を持つ地方。
美食の街として知られ、最近ではバスクチーズケーキが知られている。
ビルバオはバスク地方を代表する都市で、グッゲンハイム美術館やビスカヤ橋などがある。
街は近代建築の宝庫で、各国の有名な建築家の建物も多くあり、それらを見て歩くのも楽しい。
日本人の「磯崎新」が設計した「イソザキ・アテア」もあった。
ビルバオ市内から地下鉄で20分くらい走ったところににあるAreeta駅(アレータ)から歩いて10分くらいで大きな橋梁が見えた。
ビスカヤ橋は下を船が行き来できるように作られた運搬橋で、世界遺産にも登録されている。
橋と言っても、鉄塔だけの様な感じだった。
川を挟んで両岸に建てられた背の高い鉄塔の間をケーブルで結び、そのケーブルからワイヤーでゴンドラを吊り下げ、人や車を運ぶようになっている。
橋の高さは63メートル、長さは160メートル、ゴンドラに乗ると対岸には2分で到着する。
橋の上も歩けるようになっている。
行きはゴンドラに乗って、帰りは橋の上を歩いてみた。
橋の上まではエレベーターがあり、その中でスタッフが説明してくれた。
面白いことにゴンドラは0.5€くらいだったと思うが、歩く方は8€もした。
ゴンドラは両脇が部屋になっていて人が乗り、車はその間に乗せる。
橋の上の様子と上から見た風景
橋の対岸にはアフリカ系の移民だと思うが、コピー用品を売っていた。
大きな布にバッグやサッカーのユニフォームなどを広げている人が数人いて、その中の誰かが大きな声で何か叫んだと思ったら、全員がそ自分の布の四隅のヒモを引っ張った。
あっという間に今まで広げていたものがその中に入ってしまった。
その後すぐに警官が来た。
違法の商売だったようで、布だと思っていた物は袋になっていて、一瞬で今まで売っていた物を隠し、何事もないような顔をしていた。
良く考えたものだと変に感心した。
[グッゲンハイム美術館にあったオブジェ]
トピアリーの花は植え替えている途中だった。
[エスタディオ・サン・マメス]
アスレティック・ビルバオのホームスタジアム。
[ズビズリ橋から見たイソザキ・アテア]
青いビルがイソザキ・アテアでツインになっているので、もう一つ同じ物が右側にある。