日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

ビスカヤ橋

2020-05-05 07:00:00 | 海外旅行

[ビスカヤ橋]

 

バスク地方はスペインとフランスの国境に走るピレネー山脈の西側にある地方で、独特の文化と言語を持つ地方。

美食の街として知られ、最近ではバスクチーズケーキが知られている。

ビルバオはバスク地方を代表する都市で、グッゲンハイム美術館やビスカヤ橋などがある。

街は近代建築の宝庫で、各国の有名な建築家の建物も多くあり、それらを見て歩くのも楽しい。

日本人の「磯崎新」が設計した「イソザキ・アテア」もあった。

 

ビルバオ市内から地下鉄で20分くらい走ったところににあるAreeta駅(アレータ)から歩いて10分くらいで大きな橋梁が見えた。

ビスカヤ橋は下を船が行き来できるように作られた運搬橋で、世界遺産にも登録されている。

橋と言っても、鉄塔だけの様な感じだった。

川を挟んで両岸に建てられた背の高い鉄塔の間をケーブルで結び、そのケーブルからワイヤーでゴンドラを吊り下げ、人や車を運ぶようになっている。

橋の高さは63メートル、長さは160メートル、ゴンドラに乗ると対岸には2分で到着する。

橋の上も歩けるようになっている。

行きはゴンドラに乗って、帰りは橋の上を歩いてみた。

橋の上まではエレベーターがあり、その中でスタッフが説明してくれた。

面白いことにゴンドラは0.5€くらいだったと思うが、歩く方は8€もした。

 

ゴンドラは両脇が部屋になっていて人が乗り、車はその間に乗せる。

 

橋の上の様子と上から見た風景

 

橋の対岸にはアフリカ系の移民だと思うが、コピー用品を売っていた。

大きな布にバッグやサッカーのユニフォームなどを広げている人が数人いて、その中の誰かが大きな声で何か叫んだと思ったら、全員がそ自分の布の四隅のヒモを引っ張った。

あっという間に今まで広げていたものがその中に入ってしまった。

その後すぐに警官が来た。

違法の商売だったようで、布だと思っていた物は袋になっていて、一瞬で今まで売っていた物を隠し、何事もないような顔をしていた。

良く考えたものだと変に感心した。

 

 

[グッゲンハイム美術館にあったオブジェ]

トピアリーの花は植え替えている途中だった。

 

[エスタディオ・サン・マメス]

アスレティック・ビルバオのホームスタジアム。

 

[ズビズリ橋から見たイソザキ・アテア]

青いビルがイソザキ・アテアでツインになっているので、もう一つ同じ物が右側にある。

 

 

コメント
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