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2019第45回鯖石ロードレース

2019-11-06 14:28:33 | ランニングクラブ
第18期ジュニア・ランニングクラブ生たちが、目指してきた鯖石ロードレースに出場しました。
ご報告が遅くなりましたが、様子を少しブログに掲載いたします。

5か月間に渡り、毎週土曜日の朝に、練習を積み重ねてきました。

特に夏の暑い時期はきつかったと思いますが、登りと下り坂を組み合わせたコースや、
夢の森を使ったトレランなど、バリエーションに富んだ練習に意欲的に取り組んできました。

本番は、予想した通り、いえ、予想以上に、やる気に溢れた走りを見せていました。
みなが感動を与える走りをしていましたが、その中でのひとつのエピソードをご紹介します。

6年生から5分おきに、学年ごとにスタートしていくのですが、
コースは折り返しになっていますので、
コースの途中で別の学年とすれ違うことになります。

その時ある子が、戻ってくるランナーに、
「がんばれー!がんばれー!」と声を掛けながら走っていたのです。

面白半分で声を掛けていたのではありません。
自分も真剣な表情で走りながら、なおかつ、すれ違うランナーに声を掛けていたのです。

これには驚きました。

私はクラブ生たちに、
「人を応援すると、それが自分の力にもなる」ということを伝えてはきましたが、
おそらく走っている最中、そのことが、子どもたちの頭の中にあったとは思えません。

あとで聞いたら、実際、その子もそうでした・・・
と、いうことは、「がんばれー!」と声を掛ける姿は、
本当にその子の中から出てきたものだということです。

そしてさらに驚いたのが、声を掛けているのは、
同じランニングクラブ生に対してだろうと思っていたら、
なんと、走ってくる全てのランナーに声を掛けていたのです。

それも全力で・・・
これには感動しました。

その子の後ろ姿は、かっこよかったですよ。
なんというか、飛ぶように走っていた、と表現すればよいでしょうか。

その子にとっても、とても気持ちがよく、あっという間の2kmだったと思います。

代表してひとりのエピソードをお話しましたが、
ひとりひとりにドラマがありました。

コツコツと積み重ねてきたものを、本番にぶつけるというのは、
その結果がどうあれ、人生においてかけがえのない経験となります。

次のランニングクラブは、5月の潮風マラソンを目指して、11月23日からスタートします。




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