できた時に褒める

指導者になりたてのころは、子どもたちの言動を「待つ」ということがとても難しいと感じていました。
今でもそれは簡単なことではありませんが、習慣としては体に染みついています。

「待つ」ことができたあとにすべきことは「できた時に褒める」ことだと感じています。
これがまた難しいのですが、これを繰り返すことで子どもたちは「これでいいんだ！」と思い伸びていきます。



さらに難しいのは、「できない時に口を出さないこと」。
大人は自分が知っていることを決して悪気なく子どもに伝えようとしますが、子どもが自分で考えることを阻害している場合があります。

そしてさらに、「最小限のアドバイス」によって子どもが自分で考えることができたなら、
その子の可能性はグッと広がると思っています。

指導者という立場になるには、こういうことを極めていく覚悟が必要です。